2006年02月10日
Shannon Wright/シャノン ライト
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yanntiersen-shannonwright.com
▼ディスコグラフィ

Yann Tiersen & Shannon Wright(2005) 管理人お気に入り度……★★★
不穏なピアノの旋律ではじまる本作。
フランス映画音楽も手がけてきたYann Tiersenの特性が溶けこんだように、終始、憂いとデカダンスの匂いに塗られた作品である。
実際、映画のサントラ、と言われても違和感がないくらいの、世界観の統一。
ジャンルは違えど、同じく闇の匂いを放つShannon Wright。
二人だけですべての演奏も手がけたというのが、効を奏しているのだろうか。
感情を削るような、エッジの効いたギター。
裏PJ Harveyとでもいった(人に言ったら、PJ Harvey自体が裏だと言われたけど……そうなのか?)アクの強い歌声と、独特のバランス感覚。
Portisheadにも通じるようなトリップ感。
そういったShannon特有のロック・テイストを湛えつつも、全体的な印象は、夜の海の潮のように暗い。
せわしなく鳴らされるピアノには、焦燥感を突き上げられる。
走り絡む弦楽器は、怒りを連想させる。
くすぶり揺れ動きながら、やがて消え入りそうなヴォーカルには、諦念や悲しみがただよう。
ネガティヴなエモーションの嵐を巻きながら、やがて静寂へと返っていく音群。
それだけで、哀しくも美しいストーリーを想起させる。
叙情的だが音数はけして多くなく、シンプルなのも個人的には好み。
Shannonはソロ作もそれぞれもすばらしいのだけれども、Yannという繊細なゴシック感覚を持ち合わせる才人とのコラボレーションによって、本当に美しい、夜の闇のたゆたいのような作品が出来上がった。
▽その他レビューサイトへのリンク
amazon.co.jp
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▼ネクスト・アーティスト
Cat Power
PJ Harvey
Lisa Germano
Cocco
Portishead
Nina Nastasia
Christina Rosenvinge
Fiona Apple
投稿者 sakyo : 2006年02月10日 16:14
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