データベース:A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 総合
   ※日本人はローマ字表記で収録しています。 (例)二階堂和美→Kazumi Nikaido なのでKのとこ…。
 topメールマガジン無料レポート リンクこのサイトについてお知らせ管理人

お気軽な音楽情報源として、ご活用してみませんか?

2005年10月17日

Tujiko Noriko/ツジコ ノリコ

Tujiko Norikoの作品をチェックしてみる。


▼ディスコグラフィ

J(Riow Arai+Tujiko Noriko)(2005)

 ▽その他の試聴・レビュー等
 amazon.co.jp
 bounce
 青色の音さん ……どこか懐かしい夕日。
 

▼ライブレビュー
・2007/4/28 インストアライブ@HMV渋谷
昨日に引き続き、真っ白なノースリーブ・ワンピース。
三つ編みに白いバンダナを巻いて登場。
そしてやはりMac1台、iTuneを使用してのスタイル。
加えてあまり動きがなく、棒立ちでの歌唱なので、カラオケボックスで歌っているのを聴いている感覚に近い。
彼女自身が作った音楽のはずなのに、人形のような容姿と相成って、大人のプロデュースを受けるアイドルのような、作られ感がただよう。
(彼女は昔から、大体そのスタイルでライブする人ではあるけど)


よく聴けば実はドキッとするような表現が織りこまれた歌詞も、フィルターをかけられ、その毒を直接むき出すことはない。
現実を離れた、人工的で無機質な音色。
これもエレクトロニカ・ミュージックならではか。
そこが受け取る人によって、好ましかったりそうでなかったり、評価の分かれるところではあるだろうけど。


個人的には、やはりPC1台でのパフォーマンスではもの足りない、彼女自身のプロデュースによる、生の演奏が聴きたい、と強く思った。
今回はあくまでインストアライブなので、仕方ないにしても。
それでも来るリリース・パーティへの期待をより掻き立てられた、という意味では、今回のイベントも体験できてよかったと思う。


ライブ後、知人に背中を押されて、サイン会にも参加。
眼前でツジコ嬢と対面することが出来た。
近くで見ると、むちゃくちゃ肌がきれい。
きっちり引かれたアイラインにがっつりセットされたマスカラ。
大きな目は、ますます強烈な光を放っていた。
なんだかんだで彼女の魅力に改めてヤラレまくり。
すっかり浮かれモードで帰宅した私なのであった。


・2007/4/27 @秋葉原ヤマギワソフト館
普段はアイドルや声優のライブが行われている場所。
実際見ると、簡素な雑居ビルの会議室のよう。
パイプ椅子の並んだ席に、順に着かされる。
蛍光灯が明々と点いて(ライブ中はもちろん消されたけど)、今からちょっとしたフォーラムでも始まるんじゃないか、という気になる。
そんなツジコノリコ@秋葉原ヤマギワソフト。


持参のノートパソコンから音を出し、時にキーボードをいじりつつ、机に座ったまま歌う。
場所の雰囲気と相成って、チープ感倍増。
そこに彼女の浮遊感全開のボーカルが重ねられ、生々しく響く。
不思議な違和感が、部屋全体に立ちこめる。
それがまた、個人的にはおもしろく、妙に気持ちの良いものでもあったのだけど。


あいかわらずの大きな目にまったり口調。
おでこ全開の三つ編み。
白のミニ・ワンピースに赤いショートブーツ。
子持ちと思えないキュートなルックス。
時折、憂いをたたえじっと物思いにふける様子や、なにやらニコニコと楽しそうな笑顔。
両手でマイクを握りしめ、立ったときはほとんど棒立ちで歌う姿は、まさにアイドル。


披露されたのは「Magic」「ほくろ(Spot/染み)」「中華レストランで/In A Chinese Restaurant」のわずか3曲。
残りは握手とサイン会で、ライブというよりわかりやすく販促イベント、といった体だったものの、アキバらしいといえばらしい、ちょっと変わっておもしろいイベントではあった。


・2005/10/1 mas "steppers+" release party@渋谷O-NEST
ジャズ・エレクトロニカ・バンド、masの新作リリースパーティに出演したツジコ嬢。
オレンジの布をつぎはぎに合わせた、ノースリーブのワンピースを着用。
そこから伸びる手足と顔は、とても白い。
そして、なんちゅう大きな目。
ライブ前にバーのカウンターで見かけたときと、機材セッティングに現れたときは、太ぶちのメガネをかけていて、とてもインテリジェンスな雰囲気だった。
容姿だけでも、そこらの女性とは違うオーラ十分。


マックPCとマイク一本のライブ。
楽器を演奏するのとは違って、普通にパソコンに向かい、淡々とキーを打っているだけなので、本人の動きはほどんどない。
それでいて、空間は耳慣れない音のコラージュで次々と満たされていくので、ラップトップミュージシャンのライブを見るのは初めてではないけれど、不思議な感じがする。
エレクトロニカというジャンルの、もともと持つ特長ではあるが、ライブは始終、非日常の感覚に包まれたものだった。
ツジコ嬢が特異なのは、そこに彼女自身の天性の歌声を舞わせ、音楽をさらに浮遊感あふれるものにしてしまうこと。
矢野顕子のような、数少ない人間にのみ与えられた、至福の才能だ。


パソコンをのぞきこんでいる彼女の顔に、モニターの青白い光が映っていた。
真剣に画面を見つめる目はさらに大きく見開かれて、ビジュアル的にはけっこう怖い。
けれど、MCになるとにっこりと天真爛漫のほほえみを浮かべる。
まるでおたふく様のように。
彼女のしゃべりをきいたことのある人はわかると思うが、超スローペースでほにゃほにゃとした、つかみどころのない話し方は、実際に聞くと強烈。
masとのセッションの前には、
「私はうれしく思います」
と、唐突に話し出し、
「この曲、こんなんじゃなかったんです……でも(masのメンバーにアレンジしてもらって)こんな豪華になって……だから私はうれしく思います」
と、子供のような無邪気さでしゃべる。
それは、彼女の生来のものであることには違いないだろう。
が、一緒にライブに行った人によれば、フランス在住の彼女の話法は、基本的に向こうのものになってしまっており、日本語でしゃべる際には無意識レベルでの変換作業が入るので、通常の日本人とはズレた話し方になっているのだろうということ。
加えて、出身地の京都弁に乗せられるので、さらに強烈な、ツジコノリコというありえないキャラクターの要素になっている感じだ。


曲がインスト部分に入ると、のんびりとビールを飲み始める。
それがふいに途切れると、ハッと顔をあげる。
この曲、ここで終わるの忘れてた〜、という感じ。
こんな天然気質の彼女を、巷の人が「ピーチ姫」などと呼称するのも、わかる気がする。


いくつか新曲も披露された。
彼女の空想とも感覚世界とも言える物語が、ポエトリーリーディング風に展開される。
演る前に、
「やったことないから、できんかもしれんけど、できんかったらBGMみたいにして流そうと思います」
とことわって始められた。
だが、スピーカーから流れる自らの早口台詞に、やはりついていけなくなり、
「やっぱりできんかったー」
あどけなく笑う。
そして、曲が終わった後の静寂のなかで、昨日の記憶をたぐりせるようにひとりで物語をしゃべりとおし、
「……というのをやろうと思ったんやけど、できんかったー」
ふたたび笑った。


その他、披露された新曲も、ツジコ嬢の夢見るガーリーな世界がふんだんに盛り込まれていた。
が、よく聴けば時おり、ドキッとするようなドスの効いた表現が入っていたりする。
そして、どこかエロティックな匂いも。
初期の頃を彷彿とさせるような、陰影をふくんだ音もあった。


実際には2006年のリリースになりそう、というツジコ嬢のニューアルバムだが、これはかなり楽しみになってきた。
しばらく日本でライブを行うことはない、といううわさもあり、今回はとても貴重な体験となったライブであった。


▼過去ニュース
▽2007
・HMVでのインストアライブ決定。 2/4
4/28にHMVでツジコ嬢のインストアライブが決まった模様です。
ちなみにうわさで、HMVでアルバムを買った人限定ともきいたので、確認して見て下さい。
その他のライブも決まるかもしれませんね〜。
solo」を聴きつつ待ちましょう。
またMIXI経由で知りましたが、こちらでもインタビューがアップされていました!


・インタビュー掲載&試聴 1/27
国内盤のリリースは2/7になったツジコノリコのニューアルバム「solo」。
同作品の発売を記念したインタビューがHMVに掲載されていました。
また、indiesmusic.comにて、ちょこっと試聴が可能になっていました。
好きな気がする。


▽2006
・ニューアルバム詳細&新曲 12/27
2/27リリースのニューアルバム「solo」。
HMVによると全9曲で、国内盤ボーナストラックとして映像「普通の日」が付く模様です。
また、本人ブログにクリスマスプレゼントとして新曲「忘れない光」が公開されていました!
メロディアスでとても聴きやすい、暖かな曲です。
なお、オフィシャルBBSのご本人の書き込みによると、来年春に日本に来る予定があるみたいです。
久々に、日本での待望のライブがあるかも……!?


・リマスターアルバム「Shojo Toshi+」リリース。 5/25
1st「化粧と兵隊」からの野蛮な流れをひきつぎつつ、エレクトロ・ポップへの開眼を感じさせ、その絶妙なバランスから、おそらく彼女の作品のなかでも人気の高いアルバム「少女都市」。
今では入手困難となっていますが、その「少女都市」にさらにアルバム「I Forgot The Title」とライブトラック「Robot Hero」を合わせたアルバム「Shojo Toshi+ 」がMEGOよりリリースされました。
amazonでは7/11から販売開始になっています。
おそらく、要望が高かったためのCD化でしょう。
全部で1時間強と、長さもまとまっているため、ツジコ初体験の方にもおすすめかも。
たぶん、今回も早めの入手がいいかもしれません。


▽2005
・初監督作品、日本上映。10/25
ツジコ嬢が監督、脚本、編集を手がけた初映像作品「砂とミニハワイ(原題:SAND AND MINI HAWAI)」が10/31までUPLINK FACTORYにて上映されています。
本人がナレーションも手がけているそうで、彼女の世界観がそのままぎゅっとつめられた、かわいい作品になっているんじゃないでしょうか。
ツジコ嬢の夢想。
私の妄想。


uplink.co.jp


・オフィシャルサイトがリニューアル。7/9
とうとう(やっと?)tujikonoriko.comが開設されました。
フラッシュ仕様になって、本人のコメント掲載「from T to N」もブログ形式に。
あのキャラ絵は誰が手がけてるんだろう……とずっと思っているんですが。
好きだなー。


・ニューアルバムおよび関連作品リリース決定。7/9
オフィシャルサイトによると、'05年中に4枚の作品をリリースすることが決まったようです。


まずAOKI takamasaこと青木孝允氏との共同名義でアルバム「28」をfatcat recordsより8/29にリリース。
青木はパリ在住。主にコンピューター、ソフトウェアを用いた作品を発表しながら、ヨーロッパ各地で圧巻のライブを繰り広げ、ファンを増やしている方です。
AOKI takamasaのブログでは、Tsujiko嬢とのレコーディング風景も見ることができます。


それから7月にRoom40より、レーベル主催者でオーストラリアの電子音楽作曲家、Lawrence Englishがプロデュースしたアルバム「Blurred In My Mirror」がリリース。
このアルバムにはTsujiko嬢のほか、恩田晃、John Chantler、Benjamin Thompsonらが参加しているようです。


さらに8/20に、以前より共演も多かった”ブレイクビーツ・マエストロ”ことRiow Araiとのプロジェクト、RATNのアルバム「J」をcordeよりリリース。
このアルバムは作詞・作曲をTujiko嬢が手がけているようです。


そしてソロアルバムを、megoより冬にリリース予定だそうです。
前作「From Tokyo To Naiagara」から、およそ二年半ぶりですね。


オフィシャルが更新されない日々が続くなあ……と思っていたら、こんなに精力的に活動されていたとは。
楽しみ。

7/16追記:
bounce.comでちょっと詳細が記載されていました。
RATNの「J」は、リョウ・アライが全面プロデュース。
他にRUBYORLA、Phonic Pieces Architect、Cinq、Tymeなどが参加しているそうです。
また、AOKI takamasaとの「28」は、一年をかけてじっくり制作された、期待作のようです。

bounce.com

投稿者 sakyo : 2005年10月17日 20:06

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.missnoise.com/music/mt-tb.cgi/132

コメント

コメントしてください




保存しますか?


 
ブログパーツ