top   メールマガジン   総合BBS   無料レポート   リンク   気になる彼女   このサイトについて   管理人
 お知らせ

お気軽な音楽情報源として、ご活用してみませんか?

« 2005年02月 | topへ | 2005年04月 »

2005年03月27日

Courtney Love/コートニー ラブ

Courtney Love/コートニー ラヴの作品をチェックしてみる。


▼メモ
1965年カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。
幼少時代はヒッピーかぶれの母親に連れられ、ニュージーランドやオーストラリアなど、各地を変遷していた。
感化院に入れられたりと、非常に多感な思春期を過ごした彼女は、10代前半にロック・スターになることを決意。
費用を稼ぐため、ストリッパーとしてイギリス、アイルランド、台湾、そして日本などを放浪する。
(そのためか、Courtneyは親日家。原宿好きらしい……)
80年代にはThe Teardrop ExplodesのJulian Cope、Echo and The Bunnymenのメンバーらと交流し、Faith No Moreの前身バンドでマイクを握る。
アメリカのワシントン州オリンピアを中心に起きた、ライオット・ガール・ムーブメントの一端に関わりながら、Jennifer Finch(元L7、Other Star People)とKat Bjelland(Babes in Toylamd)らと結成したバンドSugar Baby Dollを経、1990年にバンドHoleを結成。
その後、NirvanaのKurt Cobainとの結婚や、Holeでの活動により、ロック・スターとして名をあげることに成功したCourtneyは、2002年のHole解散後、ソロのキャリアをスタートさせる。
2004年に初のソロアルバム「America's Sweetheart」リリース。
一方、女優活動にも野心的であり、1886年の「Sid and Nancy」の端役でデビューして後、1996年の「The People vs. Larry Flynt」でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたのを契機に、数々の映画にも出演を続けている。


▼ディスコグラフィ

America's Sweetheart(2004) ……管理人お気に入り度★★☆
威勢のいいギターリフとCourtneyのかけ声で幕開ける本作は、ときに消え入るような呟きをはさみつつ、全体的にストレートな、アメリカン・メジャー・ロックな楽曲が並ぶ。
Courtneyのつぶれたノドがしぼりだす叫びは、相変わらず迫力にあふれ、今や多くのアーティストから支持を受けるLinda Perry(元4NonBlonds)と共作したメロディも、ポップな中にねじれを練りこまれていて、ありきたりになる材料はないはずである。
が、どこか面白味に欠けるのは、あまりにストレートで王道的な音が、前面に出されているせいだろうか。
個人的には、サウンドはロックというより、パワーポップ集といった印象だ。
そういった点では、Courtneyが「パワーポップの逆襲!」とまくしたてた、Holeのラスト・アルバム「Celebrity Skin」の、延長上の作品といえるかもしれない。
「Sunset Strip」のように、かつての「Boys On The Radio」を想起させる美しいミディアム・ナンバーもあるし、ライオット・ガール上がりのノイズを感じさせる「Life Is Despite God」、「Smells Like Teen Spirit」のリフやガバ・ガバ・ヘイのかけ声、Eminem、Led Zeppelinの名も飛び出すなど、ロック・ネタがふんだんに仕込まれているのも、本作の特徴である。
Holeのアルバムの中で「Celebrity Skin」が一番好きだった人や、元気でストレートなロックン・ロールが好みな人には、すすめても悪くない作品だろう。
そういったサウンドにのせて歌われる世界は、どこまでも力強く、まぶしい。
が、一方で全編を通し、一貫して「せつなさ」を感じ取ってしまうのは、個人の偏った見方か。
それは、Hole時代に鳴らされていた、絶望や怒り、焦燥感とは違う。
かつて、「Boys On The Radio」で、消えゆくロックの男たちを歌ったCourtney.
今作の冒頭「Mono」では、「私が登場してすべてを解決する」と放つ。
「Boys On〜」後を生き抜いてきた彼女自身が、今では「ロック・スター」に他ならない。
「But Julian, I'm a Little Older Than You」で、The StrokesのJulian Casablancasを笑い飛ばし、「私を救ってくれるのはEminemなんかじゃない」「世界中のドラッグでもあたしを黙らせることはできない」「シャーラップ!」と叫びまくり、どんな音楽を作るか、ということよりも、とにかくロック・スターたるものを表現することを最優先しているのか、と思えるほど、今作ではロックのフレヴァーを随所に散りばめまくる。
この人はとことん、ロックの業とでもいったものにとりつかれているのだと思う。
そんなロック・スターの生き様を、もっとも描いていると思われる「Sunset Strip」では、次のような印象的な詞が歌われる。
「ロックスター、ポップスター、みんないつか死んでいく/明日のパーティーはすべて今日のくりかえし/私は知ってる、明日はこないことを」
Hole時代にも「私の今日は永遠」と歌った。
しかし、それがあくまでどこまでも他者から断絶した、個人の内面世界で帰結していたのに対し、今や誰からも認められるセレブリティの地位にいながら吐き出される彼女のつぶやきは、Miss Worldの境界を越えて、Sunset Stripの黄昏に象徴されるような、強い哀愁の内包を感じさせるのだ。
Courtneyは知っている。ハリウッドにやってきた女の子も、しょせんはズタズタの心で帰っていくことを。味わった栄光や名声、「だけどその中心に真実なんて存在しない」ことを。
「キレイな顔は名前以外の情報とともにヘッドライン化され」、「私もあんたもしょせんは見世物」に過ぎないことを。
Courtneyは今だ、時にすさまじく愛を乞いながら、「クールになんかなりたくない」「快楽にも飽きたの/周りは安っぽい人間ばかり/この嵐から救い出して/安心して寝られる場所へ連れて行って」と願う。
たとえスターになったとしても、ドレスは「Pretty On The Inside」の頃と変わらず、燃えつづけているのだ。
それでも、それらを知っている上で、Courtneyは歌う。
「きらめかせるの。輝かないとだめなの」
「私は変わらない。誰よりも強く、光の谷を進みながら」
単にエネルギッシュな、威勢のよさだけで終わらすことのできないものを感じるのは、以上のことがよぎってしまうからだろう。
もちろん、彼女自身の、残念ながら音楽的ブランクを重ねてきた挙句の、現在の年齢も、理由のひとつではある……。
ラストナンバー「Never Gonna Be The Same」の歌詞「無条件の愛を望むのなら/私の見た地獄の奥底を/黒い馬に乗ってあなたの目で見てきて」の箇所は、彼女の歩んできたこれまでの道のりを重ねると、強い真実味を帯びる。
そんなCourtneyの現在のリアルが、「America's Sweetheart」にはつめこまれていると思う。
余談だが、Courtneyのこだわっている(と思われる)「ロックスターたるもの」に、個人的には興味はない。
この数年のブランクの間、音楽とは離れたニュースで騒がれるたびにやきもきし、三年くらい、シーンに登場しなくていいから、山にでもこもっていい音楽を作ることに専念してくれないか、と思ったものだ(ムリだが)。
今ではギターすら弾けなくなったとされるCourtney.
だが、裁判所から出てきて語ったという「私がやりたいのはロックだけ」という言葉を、信じたい。
あと、秘蔵っ子(?)Emilie Autumnを含むらしきバック・バンドのThe Chelsea、演奏はチープだけど、今後が気になります……。


▼ルーツ
・本当に孤独だった。変わった子だった。だけどそこで、あたしはパティ・スミスを知ったの。彼女はあたしの人生を救ってくれたわ。(「カート&コートニー リアル ワーズ」より)


▼過去ニュース
▽2005
・Princess Aiのファッションコンテスト&人形販売。5/10
Courtneyが企画参加したマンガ「Princess Ai」のコスプレ・コンテストなるものが7/16、サンディエゴのComic-Conというイベントで行われるようです。
ようはコミケ?
告知がサイトBleeding Edgeに掲載されています。
Bleeding Edgeはゴス人形を販売するサイトのようですが、そこでPrincess Aiの人形もリリースされるそうです。
マンガは個人的にはおもしろくないけど、フィギアはかわいいかもね……。
ちなみにPrincess Ai関連の商品はこちら。

begoths.com


・映画「Adam & Steve」のサントラに参加。3/19
Courtneyが元Faith No MoreのRoddy Bottumと一緒に、映画「Adam & Steve」のサントラに「Love, Love, Love」という曲を提供したそうです。
Courtneyの20年来の付き合いであるRoddyは、はじめPinkに歌わせることも考えたが、Courtneyなら彼女にしかできない何かを、歌にもたらすことができるにちがいない、と思ったそう。
このサントラのリリース日等は、まだ未定のようです。
実現すれば、「America's Sweetheart」以来の、Courtneyの公式音源となりますね。
聴きたい!

billboard.com


・Scott Weiland(VELVET REVOLVER)、昔のCourtneyとの思い出を語る。3/14
現VELVET REVOLVERのScott Weilandが、かつてのCourtneyとの体験を語っています。
生々しいですが。
ちなみに最近、Courtneyの自宅の隣に住んでいたLenny Kravitzも、Courtneyがマンション内をはだかで歩き回っていることを語っています。
裸族。
mtvjapan.com

投稿者 sakyo : 19:55 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月20日

Tori Amos/トーリ エイモス

▼ディスコグラフィ
・「Little Earthquakes」(1992) 管理人お気に入り度……★★☆
・「Scarlet's Walk」(2002) 管理人お気に入り度……★★☆


▼リンク
toriamos.com


▼ネットフィーチャー
womanrock.com
英語のインタビュー。August/September 2005.
music.yahoo.com
最新アルバム「The Beekeeper」収録曲のパフォーマンスもあります。
kcrw.com


▼過去ニュース
▽2005
・夏のツアーをImogen Heap、The Ditty Bopsと行うことを発表。5/24
Tori Amosの夏のツアースケジュールが発表されました。5〜6月にかけ、オーストラリア、ヨーロッパあたりを回るようです。
また、8月にSummer Of Sinというツアー名で、アメリカでの公演が決定しているようですが、これにImogen Heap、The Ditty Bopsらも参加することが発表されました。
いずれもToriとどこか通じる、濃い女性アーティストばかり!?
先日行った、Tara Jane ONeil+Mirahのライブでも思いましたが、幾人かの女性アーティストで組んだ形での来日ライブ、もっと企画されてほしいなあ。
お得感もあるけど、感動も倍増だったし。
でも、Toriは単独でも来日してほしいのよね〜。

投稿者 sakyo : 15:51 | コメント (0) | トラックバック

【news】The Cranberries/ザ クランベリーズ

▼リリース
・DVD「Live In London」リリース。3/19
すでにリリースされていますが、Cranberriesのライブ映像をおさめたDVD「Live In London」が発売となっています。
すでにビデオリリースされた作品のDVD化で、 15曲収録。DVDボーナスには、フォト・ギャラリーとジュークボックスが収録されているそうです(微妙!?)。
1994年といえば、バンドが成功を収め、もっともパワーにあふれていた時期。
ヒット曲「Linger」「Dreams 」「Zombie」などもばっちり収められています。
「Dreams」は最初聴いたときは「ふ〜ん?」という感じだったんだけど、くり返すうちに、すごく好きになった1曲でした。

universal-music.co.jp

amazon.co.jp

投稿者 sakyo : 00:08 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月18日

【news】Sleater-Kinney /スリーター キニー

▼リリース
・ニューアルバム「The Woods」リリース。3/18
5/6、日本盤先行でニューアルバム「The Woods」のリリースが決定しました。
今作はSub Popにレーベルを移籍してのリリースということで、今までのKill Rock Starsをいつの間にか離れているようですね。
プロデューサーはDave Fridmann.
前作はかなりゴツイ音になっていましたが、さらにへビィになったということで、今から楽しみです。

cdjournal.com
sleater-kinney.com
amazon.co.jp

投稿者 sakyo : 11:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月11日

【お知らせ】サイトを全面的にリニューアルしました。

サイトの構築を、ブログに委ねてみました。
更新する側は、たしかに楽ですが、あなたにとって、見やすいサイトになっているでしょうか?
どうだろう……。
とりあえず、アーティストのデータのみ移行しました。
その他、旧サイトにあったものも、ぼつぼつ移したいと思っています。
また、bbs、フォームメールも、ちかいうち設置したいと思っています。

「こうしたら?」というアイデアや、不備・不明な点、などありましたら、お寄せいただけるとうれしく思います。
サイトの構成に関しては、ゲスト様に見やすいサイトをこれからもこころがけながら、今年以降は、なるべくデータベースの執筆・更新に力を入れたいと思っています。
たくさんの素敵な女性ミュージシャンを紹介させていただきたいです。
今後ともよろしくお願いいたします!

投稿者 sakyo : 19:18 | コメント (1) | トラックバック

このサイトについて

このサイト……「洋楽・邦楽女性ミュージシャンを2.1倍楽しむための試みノート 【sea's window】」は、私が好きだったり、興味のある、女性ミュージシャンたちについて、メモっているページです。
以前から、集めた資料を切り貼りしたり、ファイリングするのは好きなのですが、ここはそのオンライン版のようなものにしていけたら、と思っています。


今まであたりまえに知っていたつもりのことでも、視点を変え、情報を合わせてみたり、見直すことで、思わぬ再発見をすることもあります。
それは私の小さな(地味な?)よろこびのひとつでもあります。
インターネットの特徴を活かしたノート作りをきっかけのひとつとして、より強く、深く、彼女たちの魅力にふれていきたい。
同時に、同じように楽しんでもらえる人たちが少しでもいたら、うれしい……そんな思いで作っています。


よろしければ、ご感想、ご意見や情報提供などを、お寄せください。
あなたの好きな女性ミュージシャンについて、ぜひ熱く語ってください。
各ページごと、コメントが投稿できるようになっています。
総合BBSもあります。


掲載内容はすべて管理人の責任をもって、アップしています。
あくまで個人的なメモですので、新旧ジャンル問わず、いろいろな女性ミュージシャンを追っていきたいな、とは思うものの、基本は私の好みや関心のある人に基づいています。
個人でほそぼそと、集めたり書いたりしており、内容に誤差、偏り、タイムラグが生じる可能性が常にあることは、否めません。
(かなりあるかも……)
もし掲載に差し障るほどの不備、不適切なところなどありましたら、ただちにお知らせ下さい。


少しずつ更新を重ねて、一通りのデータ・ベース、テキストなどを充実させていけたら、と思っています。
ヴォーカルだけでなく、演奏やプロデューサーなど、すばらしい音楽づくりにたずさわっている人にたくさん出会ってみたい。
まだまだ未熟なページですが、どうぞよろしくお願いいたします。
基本的にマイペースで、無理せず、本来の自分の嗜好に沿うよう、リラックスして気の向くままに書きつづることをベースにしたいと思っております。
お気長に見守って(流して)いただければ、さいわいです。


2006/3
沙香

投稿者 sakyo : 16:45 | コメント (0) | トラックバック

項目について

▼memo
アーティストについての説明、概略などです。
個人的にわかる範囲で書いていますが、間違いなどありましたら、お知らせをば。

▼discography
オフィシャルリリースされている作品です。
★印は超私的評価です(ゲスト評価も募集中です!)。
かなり変動あり、かもです。

 ★…………私にはわかりません……ゴメンナサイ。
 ★★………まあまあ。
 ★★★……お気に入り。
 ★★★★…我が人生に悔いなし。
 (☆はブラスアルファ。何かしらのおまけ)

▼pv
プロモーションビデオについての、個人的感想などです。

▼link
オフィシャルサイトへのリンクです。

▼netfeature
アーティストの特集や関連ページのあるサイトへのリンクです。

▼roots
他の女性アーティストからの影響がうかがえる発言をのせています。

▼talk
こころに残る発言を、ひろってみました。

▼other memo
上記以外の、アーティストに関するキーワードを集めてみました。

投稿者 sakyo : 16:24 | コメント (0) | トラックバック

Yeah Yeah Yeahs /ヤー ヤー ヤーズ

Yeah Yeah Yeahs/ヤーヤーヤーズの作品をチェックしてみる。


▼ディスコグラフィ

Show Your Bones(2006) 管理人お気に入り度……★★☆☆

▽その他のレビュー・試聴可能サイト
 amazon.co.jp
 oops-music.com
 cdjournal.com
 towerrecords.co.jp
 hmv.co.jp
 M&F-bomblogさん……色気のある地味さに惹かれる
 一日一枚 Disk-a-Dayさん……NANA世代のニューヒーロー
 ディック・コワルスキー・ローラントさん……真っ当なロック・アルバム
 E4E Review Blogさん……様々な要素を孕みつつも、デビューアルバムに見劣りしない
 You's Blogさん……より太いサウンドでどっしりとした貫禄
 SPEAD YOUR LOVEさん……特にこのアルバムはライブで活きそう



Fever to Tell (2003)

 ▽その他のレビュー・試聴可能サイト
 音塾さん ……破天荒なニューヨークアートの感覚と破綻したダンスビート。


・Yeah Yeah Yeahs(2002) 管理人お気に入り度……★★★☆


▼PV
・Date With The Night
ライブと楽屋での模様と思われる映像で構成された、ドキュメンタリー的なプロモ。
曲にあわせて撮影されたというより、今まで主な活動はライブのみで、まだメディアへの露出の少なかった彼らの、紹介的ビデオととらえても、差しつかえないだろう。
とくにプロモ写真でたいてい長い前髪をたらしているため、ミステリアスだったカレンOのアップが拝めるのが、ファンとしてはウレシイ。


▼リンク
UNIVERSAL INTERNATIONAL
yeahyeahyeahs.com

▼ネットフィーチャー
bounce.com
「Show Your Bones」リリース時のインタビュー。
nyrock.com
rollingstone.com


▼過去ニュース
▽2005
・Karen O、ニューアルバムについて語る。5/19
KarenがNMEのインタビューで、ニューアルバムについて語ったそうです。
どうやら、思ったより時間がかかりそう。
すでにライブでは、いくつかの新曲が披露されていますが、それらを聞いた感じでは、よりポップになるのかな、と思いました。
でも、まだまだ変わるかも。
今までのガレージ系を期待してしまうと、裏切られるかもしれませんね。

universal-music.co.jp


12/6追記:
'06年3月リリースらしい、ニューアルバムのジャケット・デザインの公募が、オフィシャルサイトで開始されました。
”Yeah Yeah Yeahsから感じ取った象徴的な要素を最大限に表現した旗”がテーマ。
応募作品はアルバムのアートワークで使われる可能性もあるとのこと。
英語が分かったら、私もYYY'S FLAG参加したい……。
ちなみに、先日はプロデューサーにAlan Moulderの名が伝えられましたが、新たに映画監督のSpike Jonzeの弟、Squeak E. Cleanも参加していることが判明。
やはりSpikeとの関わりは深いのね。
なお、アルバムの内容についても発表され、Karen Oの愛猫Coco Bewareの生活を描いたコンセプト・アルバムになっているそう。
……意外なテーマできましたな。
さらに情報。
Squeak E. CleanはKaren Oのソロ・アルバムも製作中とのことですよ!
最近、プライベートで来日もしていたというKarenさん。
Yeah Yeah Yeahsのアルバム制作作業はもう、区切りついたみたいですね。


11/2追記:
Yeah Yeah Yeahsが8月にニューアルバムのレコーディングを終了しており、来年前半にリリース予定であることを公表。
現在はNick ZinnerがプロデューサーのAlan Moulder(Nine Inch NailsやU2を手がける)とミックス段階に入っているそうです。
ライブで披露されている「Cheated Hearts」「Honey Bear」はすでに収録決定とのこと。
こちらにKaren Oのコメントが掲載されています。
Fever To Tell」からもう3年も経ってるんですね。
早いなあ……。
どんな風にサウンドが変化しているのか、楽しみですね。


・Gang Of Fourのコンピ盤に音源提供。 5/8
70〜80年代初頭のパンク・ニューウエーブバンド、Gang Of Four。
斬新なリズムギターで人気を得、REM、Nirvanaらにも影響を与えたといわれる、かのバンドの2枚組コンピレーション・リミックス・アルバム「The Embarrassment Of Paleface(仮題)」に、Yeah Yeah Yeahsも参加。Karen嬢もボーカルを新録したそうです。
リリースは8/30(国内盤未定)。
Yeah Yeah Yeahsが手がけたのは「I Love A Man In A Uniform」
原曲はいかにも80年代を思わせる、淫靡な感じのディスコ・チューンですが、これをKarenがどう料理したのか、楽しみですね。
ちなみに同アルバムはGang Of Fourのオリジナル・メンバーによる、再レコーディング曲も含まれ(というか、それが中心か)、 Franz Ferdinandらも参加しています。
Karenの恋人が在籍するLiarsも、Gang Of Fourの影響を受けていると言われていますが、つくづく80年代リバイバルな昨今ですな。

universal-music.co.jp

投稿者 sakyo : 16:06 | コメント (2) | トラックバック

Tiffany Anders/ティファニー アンダース

▼link
uprecords.com

投稿者 sakyo : 15:46 | コメント (0) | トラックバック

Suzanne Vega/スザンヌ ヴェガ

▼link
SuzanneVega.com

▼netfeature
nyrock.com

投稿者 sakyo : 15:15 | コメント (0) | トラックバック

Spinanes/ザ スピネインズ

▼memo
1991年、Scott PlouffとRebecca Gatesの男女2人により、結成される。
1993年、SUB POPレーベルより1stアルバム「Manos」リリース。オルタナ・レーベルらしからぬ、乾いたメロディとアコースティックな路線、ギター/ヴォーカルとドラムのみでベースレスというバンド編成が、異色の印象を与えた。
1996年に「Strand」、1998年に「Arches And Aisles」をリリース。
3rdの前にドラムのScottが脱退、事実上、Rebeccaのソロ・ユニットとなる。
Rebeccaの一見低く、起伏の少ないボーカルは、一方でクールで淡々とした魅力を湛えており、Beck、Joanof Ark、Elliott Smith、そしてGreat3の片寄明人のソロアルバムなどにもゲスト参加している。
2001年、バッドマン・レコーディング・レーベルよりソロ名義で「Ruby Series」をリリース。

▼link
badmanrecordingco.com
parcematone.com

投稿者 sakyo : 15:08 | コメント (0) | トラックバック

Sheila Nicholls/シーラ ニコルス

▼link
essexgirl.com

投稿者 sakyo : 15:03 | コメント (0) | トラックバック

Ringo Shena/椎名 林檎

▼memo
1978年、埼玉生まれの福岡出身。5歳からクラシックバレエとピアノを習う。子供の頃は内気で、恥ずかしさから顔がすぐ赤くなり、「りんご」とあだ名が付く。それが、後のアーティスト・ネームにつながる。
中学時代、病気の影響でバレエを挫折した後、演劇、劇作家や舞台設計等に興味を持つ。
一方でバンドを組むなど、音楽活動を活発に行なうように。いくつかのバンドを掛け持ちしつつ、ヴォーカルその他、様々なパートをこなすようになり、ライブにも出演。また、兄の影響のブラックミュージックをはじめ、幅広いジャンルの音楽を聴くようにもなる。
いくつかのオーディション、賞を経験した後、プロデビューのチャンスをつかむが、音楽やしがらみをリセットしたい意向から、イギリスに一時滞在した。その後、プロとしてやっていくことを決意。
1998年、シングル「幸福論」でデビュー。以来、三枚のオリジナルアルバム、一枚のカヴァーアルバムをリリース。
その存在と魅力はまたたく間に浸透、トップアーティストとなった。
様々なバックグラウンドを感じさせつつ、彼女が抜きん出たのは、歌詞の表記、ライブ、プロモーション、まるで劇中劇を見ているような面白さと興味を、聴く者、観る者に抱かせると同時に、彼女自身のリアルな切迫感、自虐、そして野望が混在した、ギリギリ感が個性となり、共感を呼んだからであろう。
純文学への深い造詣がありつつ、大衆、通俗小説家の道からいくような、ヴァリエーションの広さを見せつつ、やり口はチープに感じられたり……いずれも不思議に、魅力としてみせることのできる人である。
2004年からは、ソロ活動を封印。バンド「東京事変」を結成し、活動中。
他のアーティストの楽曲を手がけたりもする他、バンド「発育ステータス」(椎名林檎 Vo&B、村田純子 Vo&B、鳥井泰伸 B、田淵ひさ子(元NUMBER GIRL) G、吉村由加(DMBQ) Dr)として、不定期に活動を行う。

▼discography・「無罪モラトリアム」(1999) 管理人お気に入り度……★★★☆
・「勝訴ストリップ」(2000) 管理人お気に入り度……★★★☆
・「絶頂集」……(2000) 管理人お気に入り度……★★★

▼link

猫柳本線

▼netfeature
zip-fm.co.jp

投稿者 sakyo : 11:57 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月10日

PJ Harvey/ピージェイ ハーヴェイ

PJ Harvey/ピージェイ ハーヴェイの作品をチェックしてみる。


▼ディスコグラフィ

Uh Huh Her(2004) 管理人お気に入り度……★★☆☆

 ▽その他のレビュー・試聴可能サイト
 amazon.co.jp
 oops-music.com
 bounce.com
  hmv.co.jp
 おたずねひつじさん ……洗練された都会の音
 バックスバニー的音楽生活さん……魂からしぼりだされた荒野のブルース
 amazon music_blogさん……ストイックに削ぎ落とした、剥き出しの言葉とサウンド


▼リンク
PJ Harvey online
islanddefjam.com
UNIVERSAL INTERNATIONAL


▼ネットフィーチャー
rollingstone.com
rollingstone.com2
cnn.com
launch.yahoo.com

投稿者 sakyo : 22:31 | コメント (0) | トラックバック

Meret Becker/メレット ベッカー

▼link
meretbecker.com

投稿者 sakyo : 22:08 | コメント (0) | トラックバック

Madonna/マドンナ

▼memo
1958年、アメリカ、ミシガン州生まれ。イタリア系の敬虔なカトリック教徒の家庭で育つ。
14歳でダンスを始め、1977年、奨学金を得て、パリでダンサーとしてのレッスンを受けた後、NYへ進出。
様々な仕事を経て苦労を重ねた後、デモ・テープが認められ、サイアー・レコードと契約。
1983年、アルバム「Madonna」でデビュー。じわじわと知名度を上げていく。
1984年リリースの「Like A Virgin」が世界的大ヒットとなり、一躍トップスターに躍り出た。
以後、自らプロデュースをつとめながら、ヒット曲、プラチナ・アルバムを連発。
言動のスキャンダル性とあわせ、常にエンターテナーとして、社会・文化・宗教各界にも影響を及ぼし、世間の話題をさらい続けた結果、時代を超えるセックス・シンボルとなった。
女優としても積極的に活動。1996年の主演映画
「Evita」では ゴールデングローブ賞を受賞している。
1992年に自らのMARVERIK RECORDSを設立。Alanis Morissetteをはじめ、個性の豊かなアーティストたちの輩出に成功している。
現在はイギリスの映画監督ガイ・リッチーの妻、そして二児の母親でもある。

▼link
madonna.com

投稿者 sakyo : 22:05 | コメント (0) | トラックバック

Liz Phair/リズ フェア

▼netfeature
music.yahoo.com
music.yahoo.comのページ。ライブ映像等が試聴できます。
vh1.com
VH1のLizのページ。ライブ映像等が試聴できます。
starpolish.com
pollstar.com

投稿者 sakyo : 17:11 | コメント (0) | トラックバック

Linda Ronstadt/リンダ ロンシュタット

▼memo
1946年アリゾナ州タスコン生まれ。メキシコ人ギタリストの父と、オペラ歌手志望だったドイツ人の母の間で育つ。
1967年、バンドStone Poneysとしてデビュー(アルバムのクレジットに、Lindaの担当楽器は“痛みと苦しみ”と記されている)。バンド解散後の1969年から、ソロ活動を開始する。
1973年以降、ジェームス・テイラーのマネージャー、ピーター・アッシャーのプロデュースの下、「Don't cry now」「You're No Good」「Simple Dreams」などのヒットで、大きな人気を得るようになる。
カントリーをベースにしつつ、ロック、ジャズ、R&B、ニュー・ウェイヴ、メキシコ音楽など、Lindaは時代に合わせて常に変化を試み、様々なジャンルへのアプローチを続けた。また、ブロードウェイ・ミュージカルにも出演を果たしている。
その結果は必ずしも成功はしなかったが、長いキャリアの中で、アメリカの代表的な歌手の地位を築き上げる。
Lindaは基本的に作曲せず、カバー曲をとりあげることも多いが、彼女と仕事をともにしたミュージシャンの中には、エリック・カズ、J.D.サウザー、カーラ・ボノフ、アンドリュー・ゴールド、ワディー・ワクテル、イーグルスなど、彼女がきっかけとなって、頭角を表した者も多い。エルヴィス・コステロとウォーレン・ジヴォンを世に送り出す手助けもしている。
Lindaの存在は、アメリカの音楽シーンに大きく貢献していると言えるだろう。

▼link
elektra.com
fabtastique.com

投稿者 sakyo : 17:10 | コメント (0) | トラックバック

Jun Togawa/戸川 純

▼memo
1961年東京都生まれ。本名、戸川順子。
思春期の多くを自宅にこもり、読書や空想にふけって過ごす。
そうした環境が、彼女の特異なキャラクターに、大きな影響を及ぼしたと思われる。
レコードもよく聴いたが、クラシックや戦前の歌謡曲しか知らず、ロックは聴いたこともなかったという。
小学校時代に子役として演技経験もあった彼女は、1980年に女優デビュー。
1981年、サエキけんぞう、泉水敏郎らも在籍していたニューウェーヴ・バンド、ハルメンズのメンバーであり、ドイツ表現主義、20世紀前半の現代音楽にも精通する上野耕路と知り合ったのを契機に、作詞、ステージデザインを担当する画家の太田螢一を加えて、ユニット、ゲルニカを結成。
1982年、細野晴臣がプロデュースを手がけたアルバム「改造への躍動」を、YMO主宰のYENレーベルからリリース。昭和歌謡やドイツ・プロレタリア・アートという、当時としては異質なコンセプトの作品が、話題となる。
1983年にバンドYapoos結成。ゲルニカとは異なる、ドスの効いたパンク的絶唱からロリータボイスまで自由に往還する、エキセントリックなパフォーマンスとパワーあふれる演奏で人気を集めた。
1984年からはソロ名義でも活動開始。
以後、各ユニット、バンドの活動と休止を随時行いながら、女優としても舞台、映画、TVなどで活躍。
90年代は主だった音楽活動を停止し、ブランクを感じさせたものの、1998年に新生Yapoosを結成。
2000年には20周年記念のアルバムリリースとライブ活動も行い、ファンに復活の希望を与えた。
2004年、戸川純バンド名義で「Togawa Fiction」リリース。
摩訶不思議かつエグイ歌詞と歌唱で、聴く者に苦笑と衝撃を与え、情念系、不思議系女性アーティストのはしりとも言われる戸川。
一方、他人と邂逅できず、生じるズレを抱える人間の孤独感や哀愁のようなものも感じさせられる。
そういった部分が、同じ悩みを持つ青少年たちの絶大な共感を呼び、彼女がカルト・アイドルとして今だ支持される要因のひとつなのかもしれない。

▼link
teichiku.co.jp

投稿者 sakyo : 16:54 | コメント (6) | トラックバック

Joanna Newsom/ジョアンナ ニューサム

Joanna Newsom/ジョアンナ ニューサムの作品をチェックしてみる。


▼メモ
1982年、カリフォルニア州ネバダ生まれ。現在はサンフランシスコ在住。
ピアニストの母、ギタリストの父、ドラムやチェロをたしなむ兄姉という音楽一家に生まれる。
近所にはミニマルミュージックの作曲家・Terry Rileyが住んでおり、親交があったという。
フェイバリットは、20世紀初頭にアメリカで活躍した、前衛女流作曲家・Ruth Crawford Seeger。ブルース/フォークソング研究家・Alan Lomaxらが編纂したアパラチアのチルドレン・ソング集。Donovan、Karen Dalton、Patti SmithにBillie Holiday等。
8歳よりハープを弾きはじめ、ケルト音楽、西洋クラシック、西アフリカンなどのハープを学ぶ。
高校卒業頃には、アパラチアン・フォークや、ブルーグラスに傾倒。
ハープ弾き語りを主体とする音楽活動を、本格的に開始する。
自主制作CD-Rで、宅録作品「Walnut Whales」を制作。
それを偶然入手し、衝撃を受けたBonnie Prince BillyことWill Oldhamに抜擢され、彼のライブのオープニング・アクトをつとめることになった。
アメリカ、ヨーロッパツアーに随行したJoannaは、各地で絶賛を受ける。
その他、Cat Powerのサポートをつとめたり、Greg Saunier(Deerhoof)とZach Hill(Hella)によるドラム・デュオ、Nervous Copの作品に参加したことにより、しだいに認知度をあげる。
2004年、Drag Cityより、デビューアルバム「The Milk-Eyed Mender」をリリース。
プロデューサーNoah Georgeson(The Pleased)の協力のもと、作詞、作曲、アレンジ、演奏すべてを、彼女自身が手がける。
その作品は、ハープ弾き語り、個性的な声、妖精のようないでたちという、ユニークなスタイルで奏でられつつも、強烈なポップ作品としてうったえかけるものであり、日本のリスナーの間でも大きな話題を呼んだ。
2005年10月、来日。
夢見るような、童謡とファンタジーの世界を彷彿とさせながら、どこか衝動的でサイケな閃光をもたっぷりとふくんだ、かわいくて魅惑的な女性ミュージシャン。


▼ディスコグラフィ

The Milk-Eyed Mender(2004) 管理人お気に入り度……★★☆

 
 ▽その他レビューサイトへのリンク
  amazon.co.jp
  hmv.co.jp
  towerrecords.co.jp
  bounce.com
  cdjournal.com


▼ネットフィーチャー
bbc.co.uk
曲試聴、プロモ、ライブ映像見れます。
freewilliamsburg.com
sfburning.com


▼ライブ・レビュー
・2005/10/27 @渋谷O-West
外国人も多く駆けつけていた会場。
二階建てで天井が高く、ハープもよく響きそうに思えた。
赤いワンピース、前髪をきっちりピンでとめて、広いおでこを出したJoannaは、ことのほか妖精チック。
セッティングを終えると、突如すっくと立って、アカペラを放つ。
子供のようなイノセントに満ちながら、聴衆を刺してしまう歌声。
高らかに響くそれは、物語のはじまりを告げるようだった。
この日の彼女は笑顔も多く、来日ツアーもだいぶこなしたせいか、かなりリラックスしているように見えた。


先日、すでに彼女のパフォーマンスを体験しており、非常に感銘を受けたばかり。
が、それがまだまだ小手調べにすぎなかったことを、この日のライブでは強烈に実感する。
たった一人で、ハープひとつで繰り広げられる、オーケストラのような演奏。
左右の腕で異なるリズムを、なんなく弾き出すテクニック。
弦はどこまでものびやかで、雄大な世界を現出する。
この日も披露された新曲2曲は、いずれも10分以上に及ぶ大作で、次々にフレーズやコードの構築を変えていくという組曲だった。
やばいよ、この人……。
すさまじいパフォーマンスだよ。
そんな言葉ばかりが脳内に浮かぶ。
自分の拙いボキャブラリでは、とても表現できない……。
同じくこの日の感想を書いている人たちの言葉を借りれば、興味があるのなら本当「一生のうちに見ておくべき人」だろう。
一つ難を言えば、声のアクが強すぎ、歌い方そのものに緩急をつけるわけでもないので、長丁場だと、好きでない人にはかなり辛いのかもしれない。
自分の隣にいた女の子は、立っているのもきつそうだったし、後半は居眠り状態におちいっていた……最前列で。
逆に言えば、ファンにとっては垂涎の、強烈なインパクトで訴えてくるライブであった。


次のアルバムは、新曲で披露されたような、長編の組曲が中心になるという話も。
デビュー作からさらに深化を遂げたものになりそうな予感。
今から激しく待ち遠しい。


・2005/10/20 NHKライブビート収録ライブ @スタジオ505
スタジオに入ると、すぐ視界に飛び込んでくる、巨大なグランドハープ。
細やかな彫刻が為されたそれは、ハープ弾き語りという前提をのみこんだつもりでも、実際目にすると圧倒される。
あれは弾きたいと思っても、容易に手に入る代物ではないんだろうなー。
100万以上するかなー。


少し辺りをうかがうような感じでJoannaが登場した瞬間、まわりから「かわいい〜」という小声がもれた。
本当にプロモ写真どおりの、ものすごいキュートな容貌。
NHKの司会の人の説明を借りれば、ヨーロッパの男性間で「萌え系アーティストとして、ファンが急増している」というのもうなずける。
ただ、まるで妖精のようなイメージを描いていたのだけど、この日の彼女はそでのたっぷりある黒の上着にジーンズを着用しており、真っ赤な口紅をつけているせいか、ふつうに肉感的なアメリカ美人に見えた。


来日したばかりでまだ慣れないのか。
弾き始めた彼女の表情は少し硬かった。
不安げな顔で、オーディエンスを始終見渡しながら演奏していた。
一曲演り終えると、ほっとしたように微笑をこぼすのも、また可愛らしかったけれど。
スタジオ収録という、ライブハウスとはちょっと変わったシチュエーションも影響していたのかもしれない。
40分の収録と聞いていたが、20分頃経った頃に突然パフォーマンスを止めて退場したので、聴衆が「え、もう終わり?」と、いぶかしげなムードに包まれた場面も。
すぐにまた登場して、「sorry……」と小さく謝ったので、どうやら間違って早く切り上げてしまったらしいとわかる。
やはり緊張していたのだろうか。


しかし彼女のパフォーマンス自体は、張りつめてもいなければ動揺とも無縁の、本当にすばらしいものであった。
ハープという、ポップフィールドではまだめずらしい楽器。
その奥深さ、自由さ、可能性を、あますところなく聴かせてくれた感じ。
たった一つの楽器で、壮大な世界の現出に成功していた。
硬い弦を弾くイメージから、もっとキンキンと甲高い音を予想していたものの、その音色は本当にやわらかくて気持ちのよい響きだった。
左右の指が異なるリズムを刻む、すさまじい変拍子の舞い。
見ているとだんだん酔った心地になってくる。
(後日、o-nestで行われたライブにも行き、注意してみていたら、右手でコード、左手でベース音を出していたみたい)
楽器の端から端まで、せわしなく行き来する腕。
さりげなく、しかしとどまることのない切り替えの足。
まさに全身で音を鳴らしあげているような印象。
ボディ・ヒッティングこそないものの、この類の衝撃は、全身ギター芸術家ともいうべきKaki Kingを見たときのものに近かった。
すさまじい新世代のパフォーマーだ。


この日は新曲も披露された。
デビューアルバム「The Milk-Eyed Mender」は、ファンタジーと童謡の世界を強烈にイメージさせる音であふれている。
が、この日聴いた新曲は、さらに進化を遂げていた印象。
水底を思わせるような憂いを帯びつつも、広大なドラマ性に富んだ楽曲だった。
まるで映画音楽を聴いているかのような、ダイナミックなスケール。
これは2006年リリース予定という新作に、多大な期待を寄せざるをえない。


ハープも声も容姿も、パフォーマンスさえも恵まれすぎているほど個性的なJoanna.
ただ個人的には単純に、彼女のソングライターとしての才能に魅了されている。
そして今回は、自分の思いが間違っていなかったことを、本当に確信できたライブであった。
Joannna Newsom.
これは衝撃的な次世代のソングライターの出現である。


▼ネクスト・アーティスト
CocoRosie
Bjork
Janet Klein
Stina Nordenstam


▼過去ニュース
▽2005
・ビデオ上映会決定。11/25
Joannaを招聘したmapさんが、ツアーの映像を編纂したビデオ上映会を12/2に行うそうです。
当日は共演したsmog、同じく10月に来日していたHowe Gelbの舞台裏なんかが見れるそうですよ。
個人的にもいまだ忘れられないJoannaの来日公演。
これはむっちゃ行きたいな……。
mapがからんでいるライブは、どれも素敵なんですよね。

mapup.net


・来日公演が決定。8/13
10月にJoanna Newsomの初来日公演が東京、名古屋で決定しました。
スケジュールはShibuya O-Westにすでに掲載されています。
名古屋の情報も、すでにネット上では出回っていますが、公式なアナウンスは、チケットサイトにしかまだないみたい……です。
ちなみに、同じくDrag Cityのアーティスト、Smogとの共演になります。
O-Westでは54-71、tenniscoatsも出演するらしいので、平日とはいえ、激しく行きですね。
けっこうな長丁場にはなりそうな予感はするけれど〜。

Shibuya O-West


9/21追記:
10/20、NHKの公開ライブ番組、ライブビートへの出演も決定しました。
共演者のSMOGも一緒です。
現在、番組では観覧者を募集しているようです。
これまた思いっきり平日ですけど、行きたいな〜。

nhk.or.jp

投稿者 sakyo : 16:53 | コメント (0) | トラックバック

Jewel/ジュエル

▼memo
1974年米国アラスカ生まれ。自然に囲まれた小さな町で育つ。
両親ともにシンガーソングライターという環境のもと、幼少のころからステージに立ち、ヨーデルをはじめ独自の歌唱法を身につけていった。
ヴォーカル奨学生としてミシガン州のアカデミーに進学、オペラ、ダンス、彫刻、哲学など、後の素養ともなるさまざまな勉強にはげんだのち、作曲をはじめた。
卒業後、しばらくはウエイトレスなどの仕事をしていたが、自分の生活に疑問と不安を感じ、本当に好きなこと……音楽に専念できる環境を求め、自動車のなかで住所不定の生活をはじめた。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーや、デビュー・アルバムに参加することにもなるスティーブ・ポルツら、ミュージシャン仲間と知り合う機会にも恵まれ、そのうちコーヒーハウスを活動拠点とした彼女のギグは、評判を呼ぶように。
口コミで彼女の存在は広まっていき、やがて当時のアトランティック・レコード社長が直々にスカウト、レコーディング契約をかわした。
1995年、デビューアルバム「pieces of you」をリリース。当時はほとんど話題にならなかったものの、女性ミュージシャンブームの影響もあり、じわじわと売上をのばしていく。
やがて一年を過ぎたころから、その超ロング・スロー・セールスは、アメリカだけで1000万枚を突破。シングル「Foolish Games/You Were Meant For Me」が、ビルボード誌シングルチャートの歴代最長ランクインを記録。
1997年アメリカン・ミュージック・アウォードで最優秀新人賞を受賞したのをはじめ、各音楽賞を受賞。雑誌の表紙にも次々と登場し、一躍トップミュージシャンとなった。
その後、「SPIRIT」「This Way」「0304」といった作品をリリース。向上心とチャレンジにあふれた彼女らしく、作品ごとに新たな試みがなされ、とくに最新作では、それまでのフォーキーなイメージを一転。ダンスミュージックやR&Bの要素をとりいれ、その変化ぶりが顕著な作品となっている。
そのほか、自叙伝、詩集、映画出演など、表現活動の幅は広い。
一見、フォーキーで素朴、しかし実は多様な発声と深みを持ち、何度も聴くうちにやみつきになってしまう歌声。
人々を静まりかえさせてしまう美しさ。
メロディとうらはらに、不安や苦しみ、悲しみをダイレクトに表した歌詞。
複合的な素養を持ち、開発・挑戦していく、それがJewelの魅力なのかもしれない。

▼discography
「Pieces Of You」(1995) 管理人お気に入り度……★★★

▼link
jeweljk.com
jewel-online.co.uk

▼netfeature
VH1-2
asmik-ace.com
RollingStone.com
DotMusic.com
Lycos.co.uk
VH1
bounce.com

▼roots
・私は喉の筋肉を鍛えるために、エラ・フィッツジェラルドの歌を真似してみた。トリルをどうしたら表現できるか。エラ自身、声の使い方が万能だったのでとても参考になった。それと、ナンシー・グリフィスの可愛らしい声もマスターすれば表現の幅が増えると思った。トレイシー・チャップマンのビブラートのかけ方、ジェニファー・ウォーンズの音符の長く伸ばす歌い方などを身に付けていったわ……(中略)私の歌声はレインボー・カラーといえるわね。(「SPIRIT」解説より)

投稿者 sakyo : 16:50 | コメント (2) | トラックバック

Janis Joplin/ジャニス ジョプリン

▼memo
1943年、テキサス州生まれ。白人中流階級の家庭に育ち、生活には不自由しなかったが、学校では孤立しがちだった。
最初はオデッタやビリー・ホリデイなど、ジャズを好んでいたが、やがてブルースにのめりこむようになる。特に、女性ブルース・シンガーのベッシー・スミスは、彼女にとって最大のアイドルだった。
もとは画家志望だったが、ヒッピー・ムーブメントの過渡期にあったサンフランシスコへの移住、後のジェファーソン・エアプレインのメンバーらとの活動を通じ、次第にシンガーとして、注目を集めるようになる。
早くから酒やドラッグを覚え、麻薬中毒療養のため、一度、故郷に舞い戻るものの、当時、女性Voを探していたビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのマネージャーに誘われ、再びサンフランシスコへ拠点を移す。
67年、モンタレー・ポップ・フェスティバルに出演。衝撃的なステージが評判を呼び、メジャー契約成立。68年アルバム「Cheap Thrills」を発表、大ヒットとなる。
しかし、Janisのヴォーカルばかりに注目が集まったことが原因となり、結局、彼女はバンドを脱退。新たにコズミック・ブルース・バンド、続いてフル・ティルト・ブギー・バンドを結成する。
1970年、アルバム「Pearl」制作中、ヘロインのオーヴァー・ドープにより、急逝。享年27歳。死後にリリースされた「Pearl」は、最大のヒットとなった。
ロックスターの名声とは裏腹に、常に虚像と現実とのギャップに悩み、エモーションを歌に注ぎ込むことしか出来なかったJanis。
だが、その歌は今だ多くの人の共感を呼び、女性ロック・アーティストの始祖的な存在として、愛され続けている。

▼link
Sony Music Online Japan

投稿者 sakyo : 16:48 | コメント (0) | トラックバック

Janet Klein/ジャネット クライン

Janet Klein/ジャネット クラインの作品をチェックしてみる。


▼メモ
カリフォルニア出身。年齢不詳。
ハリウッドのエンターテイナーの家系に育ち、本職はロサンゼルスを拠点とするグラフィック・デザイナー。
オールド・ファッションや風俗に傾倒し、太平洋戦争前のラグタイムやジャズ、ブルースの研究、楽譜の収集を続ける。
その趣味が高じ、自らウクレレを手に音楽活動を開始。
率いるバンド、Parlor BoysにはIan Whitcomb、Tom Marion(Robert Crumb)、Robert Armstrong、Dan Levinsonら、19世紀末〜20世紀初頭期の、英米ポピュラー音楽をルーツとする大御所たちが参加。
1998年、デビュー・アルバム「Come Into My Parlor」リリース。
以後、様々なアコースティック楽器をかき鳴らしながら、1920〜30年代のアーリーアメリカンのスタンダード曲をカバーし続ける。
パーラー音楽とラグタイムをベースに、オールド・ジャズ、ヒルビリー、ハワイアン、ジャイヴ等、恐ろしいほどのノスタルジーにあふれながら、どこか新鮮な衝動をも秘めたサウンド。
日本の好事家の間でも「21世紀に現れた20年代の妖精」「現代のオールドタイム・レディ」「Maria Muldaurの後継者」などと言われ、話題を呼んだ。
2004年、2度目の来日も実現。
キュートでドリーミー、そこはかとなく漂う色香を持ち合わせたJanetのキャラクターは、すぐさま人の目と耳を奪う。
だが、コケティッシュであるとはこういうことだと言わんばかりに、パフォーマンスからジャケットデザインまで、徹底してこだわるその姿勢は、実はどこまでもクールでかっこいい。


▼リンク
janetklein.com


▼ネットフィーチャー
ongen.net
バイオグラフィ、試聴など。


▼過去ニュース
▽2005
・新作「Oh!」リリース。 12/1
2/8、Janetのニューアルバムと思しき「Oh!」がリリースされるようです。
思しき、というのは、オフィシャルサイトにも、リリース元のBuffalo Recordsにも、まだ詳細が掲載されていないからなのですが……。
しかし、これ国内盤の表示しかないのも気になる。
日本特別パック盤とかなのかしら。
詳細求む。


hmv.co.jp

投稿者 sakyo : 16:46 | コメント (0) | トラックバック

Imogen Heap/イモージェン ヒープ

Imogen Heap/イモージェン ヒープの作品をチェックしてみる。


▼メモ
英国エセックス出身。12歳頃より曲を書き始め、音楽学校に通いながら、様々な音楽、楽器、スタジオ設備からコンピュータの操作にいたるまでを吸収、マスターした。
在学中から多くのレコード会社のオファーを受けていたが、1996年、彼女を「10年に1人の逸材」と称したジェリー・モスのAlmo Soundsと契約。
以後2年の歳月をかけ、150曲に及ぶストックの中から選んだ曲をレコーディング。1998年にデビューアルバム「i MEGAPHONE」を発表した。
暴力、情念、エキセントリックな感情を想起させつつ、流麗で統制のきいたサウンドは、すぐに好事家の話題に登り、5回の全米ツアーも成功。
次作の期待も大きかったが、セカンドアルバム制作中、レコード会社のトラブルにより、主立った活動は停滞。
アーバン・スピーシーズ、ウェイ・アウト・ウェスト、ジェフ・ベック、LHB、ラスティック・オーヴァートーンズ、ミッチ・ガーバーなど、様々なアーティストとの共作、共演、ライブを繰り返し、機会を待っていた彼女は、2002年、デビューアルバムのプロデュースを手がけ、Madonna、Bjorkとも共作経験を持つGuy Sigsworthと、正式にユニットfrou frouを結成。アルバム「Details」をリリースした。
2005年、自主レーベルより「Speak for Yourself」をリリース。
なお、矢井田瞳が彼女へのリスペクトを公にして以来、日本での認知度も高まり、2002年、青空レコードから「i MEGAPHONE」のリマスター盤がリリースされている。


▼ディスコグラフィ

Speak for Yourself(2005) 管理人お気に入り度……★★☆
Immi待望のソロ2作目。
1stからおよそ7年。
その間、frou frouとしてのユニット活動はあったものの、彼女のソロ活動を待っていた人は、日本にも多いだろう。
7年の歳月は、彼女の音楽になにをもたらしたのか。
アクが強く、好き嫌いがわかれやすそうだった1st。
本作は当時のエキセントリックさ、ドロドロとうずまくロック色は影をうすめ、打ち込み主体の、テクノ・ミュージックのような仕上がりになっている。
frou frouで展開された浮遊感はそのままに、よりつるんと整理されて、メタリックな肌合いが強くなったというか。
声も加工されて、まるで楽曲を構成するための、電子音のひとつのよう。
個人的にはImmiのヴォイス自体に、思い入れがあるわけではないが、彼女の声、ひいてはキャラを前面に押し出した、情念的なものを求めていた人には、違う作品になっていると思う。
かなり間違っているかもしれないが、Sarah McLachlanがエレクトロニカなアプローチをすると、こんな感じかも。
Immiも職人タイプのミュージシャンなのだろう。
もともと、あまりロックは好きではない、という発言もあった。
ライブ感よりも、音を作りこんでいくことに重点を置いているようだ。
なに気に鳴らされている、聴き落としそうなほどの細かい音も、随所にちりばめられて。
気になるのは、音の感触よりも、メロディライン自体があまり、耳に残らないように思われること。
同じエレクトロ路線でも、frou frouでは一曲一曲、シングルにしてもいいくらい、メロディも強かったと思うのだが。
けっして安易な展開はしていなくて、むしろ複雑になっているのだけど、そこでついていけるか否かの分かれ目があるのか。
自分の聴きこみと理解力が足りないせいか……。
とはいえ、本作の持つ華やかさと神々しさは、なんだかんだでリピートさせる力がある。
まぶたを閉じて聴くと、スペースシャトルに乗って、宇宙探索に旅立っていくような、陶酔感に見舞われる。
銀河の子守唄。
科学番組の星雲の映像とあわせて流したりすると、まさにぴったり、な感じのする、スペーシーな作品。
「Have You Got It In You?」、「Hide and Seek」、「Clear The Area」、「Daylight Robbery」なんかが、お気に入り。
「Closing In」なんかは、実際にライブで聴けば、激しいロックテイストになるのかも。

 ▽その他のレビュー、試聴サイト
 Everything is awesome!!さん ……メロディがSixpense None the Richer、声がアラニス


・I Megaphone(1998) 管理人お気に入り度……★★★
 ▽その他のレビュー、試聴サイト
 Blue skyさん ……声が澄んでいて、凄く心惹かれる音楽。


▼リンク
imogenheap.co.uk


▼ネットフィーチャー
auralgasms.com
英語。インタビューとプロモ写真多数。
j-wave.co.jp
gmt JAPAN OFFICIAL SITE


▼ルーツ
・(共感を呼ぶアーティストについて訊かれて)今はやっぱりPJ Harveyとかね……やっぱり曲の持つ力に惹かれるんだと思うわ。彼女ってものすごく情熱的で、剥き出しの生身を感じさせる人よね。まるで人間とは何か別の生き物みたい。ものすごく生々しくて、ありのままの自分を歌った音楽よね。何のごまかしも空想もない。素晴らしいの一言に尽きるわ。(「rockin'on 1998/9」より)


▼過去ニュース
▽2005
・USツアー決定。 9/5
ニューアルバム「Speak For Yourself」を引っさげての、USツアーが決定したようです。
「the Hotel Cafe Tour 」と銘打たれているらしきそのツアーのスケジュールは、9月から10月にかけて行われるそうです。
他に、Rachel Yamagataをはじめ、Carey Bros、Tom McRae、Joshua Radin、Joe Purdy、Butch Walker、Jim Biancoらとともに回るようです。
来日希望。


・映画「Just Like Heaven」のサントラに参加。 9/5
Immiが映画「Just Like Heaven」のサントラに、1960年代中期のロックバンドClassics IVのヒット曲「Spooky」のカヴァーで参加したそうです。
リリースは9/13.
このサントラには、他にKatie Melua、Kelisなども参加しているそうです。


・B-Side集をリリース予定? 9/5
オフィシャルサイトによると、ニューアルバム「Speak For Yourself」をリリースしたばかりのImmiですが、B-Side集の制作に向け、またスタジオ・ワークに戻ったようです。
おそらく、アルバム未収録の曲や、他のアーティストの作品に提供した曲等が入るのでは、という気がします。
7年間、ソロのリリースをしなかった間に、ライブのみで披露された曲などもあるので、それらが改めてレコーディングされるのかもしれませんね。
けっこう気になる……。


・ニューアルバム「Speak For Yourself」詳細。7/16
オフィシャルサイトにて、ついにニューアルバム「Speak For Yourself」の詳細が発表されました。
7/18、UKにてMegaphonic Recordsより。
……って、もう数日後じゃん!
今回は自己レーベルからのリリースですね。
全12曲。収録曲のタイトルも掲載されています。
ちなみにオフィシャルstoreで、500枚限定でサイン入りのCDが購入できるようです。
Amazonでも買えるみたいですけど、こちらの13曲入りっていうのは……間違ってますよね?^^;
たぶん、オフィシャルサイトの発表の方が、正しいでしょうから……。
なにはともあれ、Imogenを98年から追い続けてきた方にとっては、やっと来たセカンドソロアルバムのリリースです!
音楽性は、だいぶ変わったみたいですけどね。


・ニューアルバム&シングルについて。
詳細はまだ発表されていないものの、現在オフィシャルサイトでは、ニューアルバムからの新曲「Daylight robbery」が、ちょこっとだけ流されています。
また、シングルとして「Hide & Seek」「Goodnight & Go」を、現在オフィシャルサイトからダウンロード購入することができます。
レーベルはMEGAPHONICとされており、どうもインディー盤としてのリリースのよう。
「Hide & Seek」はPV試聴も可能になっています。
個人的には、こういうイメージビデオっぽい作りは好きではないんですが。
でも、Immiのセカンド、本当に実現してほしいですね。

7/3追記:
去年、ImmiがアメリカのTV局HBOの番組「Six Feet Under」にに提供した曲「Lonely Little Petunia」を含むサウンドトラック「Six Feet Under, Vol. 2」がリリースされました。
そのバージョン違いとも言える「Little Petunia humming」「Little Petunia far far away」「Little Petunia sing for me」の三曲、そしてImmi自らが撮影した「All The Way Home」の映像が収録されたシングル「3 LITTLE PETUNIAS JUST FOR YOU」が、オフィシャルサイトでダウンロード販売を開始しました。
いずれも30秒ほどの視聴が可能になっています。
ちなみに、これらはニューアルバムには収録されないみたいです。


・サントラ「The O.C. Mix 4」に新曲収録。4/17
アメリカのテレビドラマ「The O.C.」のサントラ「The O.C. Mix 4」に、Imogenのニューアルバムの曲という「Goodnight And Go」が収録されました。
やはりFrou Frouで展開したポップエレクトロ路線に加えて、ちょっとクラブっぽい感じになってるみたいですね。
他にもModest Mouse、Beckの曲らが収録されています。

amazon.co.jp

投稿者 sakyo : 00:18 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月09日

Hole/ホール

▼memo
1990年、ギター&ボーカルで、リーダーのCourtney LoveとギターのEric Erlandsonを中心に結成される。その他のメンバーは、諸々の事情で、入れ替わりが続いた。
1991年、アルバム「Pretty on the Inside」でデビュー。その後、「Live Through This」、「Celebrity Skin」の2枚のアルバムをリリースした。
Holeは音楽性よりも、故Kurt Cobain(NIRVANA)と結婚していたCourtneyの破天荒なキャラクター、スキャンダルな生き方に、注目が集まることが多かった。
また作品はアルバムごとに様相が違い、それは時代に合わせての変化というより、明確な方向性を見出せていなかった感もある。
ただ、個性的な楽曲や歌詞は、90年代の多くのオルタナティブな世代にマッチし、ファンを獲得していった。
ようやく本人たちの達観が見える「Celebrity Skin」リリース以降、ベースのMelissa Auf Der Maurの脱退もあり、後任ベーシストを探しているうちにCourtneyの女優としての活動の方が活発になっていったこと、レコード会社との訴訟問題が起きたことなどもあり、音楽活動自体が停滞気味のうちに、2002年に解散した。
以後、各自ソロで活動中。

▼discography

Pretty On The Inside(1991) 管理人お気に入り度……★★☆


Live Through This(1994) 管理人お気に入り度……★★★☆
壊れた人形。ナイフ。滴るミルク。死−。
どこかチープでいまいちあか抜けない、緩急が単純と言えるほど、明確なメロディ。
ロリータ・ゴスチックな匂いを放ちながら、B級映画のような俗っぽさをひきずる音に、Courtnyの技術があるとは言い難い、ダミ声ボーカルがかぶさる。
彼女いわく「Bマイナス」という本作は、ともすれば「ゴミ」の一言で片づける人すらいるかもしれない。
だが、荒々しく突っ走る演奏とCourtnyの絶叫、激しさは、細かいことなどどうでもよくさせ、聴く者を圧倒してしまう。
激しい曲調だからといって、心がスカッと晴れるかと言えば、否。
スロー・ダウナーな部分は言わずもがな、「f××k」と叫んでいてさえ、その声には諦念、消えない哀しみ、そして不思議な優しさがからまる。
歌詞に登場する、デブとなじられる女。規範を逸脱し浮いた者。自分を「人形のパーツ」とも「世界」とも呼ぶ少女。
これらは、おそらくみじめさや劣等感、孤独感のメタファーであろう。
それらがアルバム全体にメランコリーをもたらすと同時に、当時のHole、Courtnyの状況をも表すものであったのかもしれない。
ヒステリックで危うい感性の世界。
比喩的な表現が多いが、生々しくリアルだ。
くぐり抜けてきた絶望を振り返ることで、どん底を這いながら「それでも生きる」者への愛しさと優しさを持った視点が派生する、起因がそこにあるのかもしれない。
個人的には、本作を初めて聴いてから時間が経っており、こういう音にどっぷりとはまっていたかつての自分が、少し恥ずかしい……いや、まぶしい。
「ミス・ワールドは見たこともないくらい惨めな馬鹿女だけど、今でも、あたしの一部なのは変わりがないのよ」(Courtny)
自意識過剰でもろく、みじめなくせにやたらとんがったイタイ部分。
それは確かに今でも自己のなかに存在しているのに、たださらけ出さなくなった(出せなくなった)だけなのかもしれないから。
それにしても「Violet」「Miss World」は、今だ震えるナンバーだ。


Celebrity Skin(1998) 管理人お気に入り度……★★★

投稿者 sakyo : 19:31 | コメント (0) | トラックバック

Garbage/ガービッジ

▼memo
スタジオ管理者から出発し、Nirvana、Sonic Youth、Smashing Pumpkinsらを手がけて一躍世界的プロデューサーとなったButch
Vig(Ds,Loop,Noise,Effect)。しかし境遇に飽き足らず、かつての仲間、Steve Marker(G,B,Sampling,Loop)、Duke Eriksonら(G,B,Key)と新たな音楽活動を始めることを決意。
魅力あるフロントを探し、偶然、MTVで見た英国バンドAngelfishの女性メンバーに強烈な印象を受けた彼らは彼女、Shirley Manson(Vo,G:1966年スコットランドのエディンバラ生まれ)と対面。1994年にバンドGarbageを結成する。
1995年、デビューアルバム「G」をリリース。
当初はButchのワンマン・オルタナ・ロックバンドと見なされていたフシもあったが、彼らが繰り出したのは、インディーズ・ロック特有のノイズ・ギターにとどまらず、ドラム・ループやサンプリングを多用したエレクトロニカ・サウンドであり、どこまでもクールなポップ・ソング。
また、Sheryl CrowやAlanis Morissetteらの登場で、女性ミュージシャンに著しい注目が集まっていた時期、無愛想で決して若くもない、ゴス・メイクに身を包んだShirleyが、むしろ内面的セクシーさ、コケティッシュ、個性、そして知性で多くの聴衆のロック・アイコンとなり、雑誌のカバーガールややモデルを務める存在となったのも、Garbageのイメージを覆す一因となった。
デビュー前にコンピレーションアルバムに提供した曲「Vow」を気に入った英国ラジオ局が、勝手にプレイし始めて話題になったこともあり、Garbageは他のアーティストに先駆けて、ロックとエレクトロニカの枠を超えた、ポスト・オルタナの旗手として支持されるバンドとなったのだった。
1998年にリリースしたセカンドアルバム「Version2.0」の時点で、売上累計1000万枚を突破。
2001年、所属事務所をQ-プライムに移籍。大々的なプロモーションとともにサード・アルバム「Beautifulgarbage」をリリース。
チキチキR&B感覚が強くなったサウンドはよりポップ度が増し、従来のロックファンと新たなメジャーサウンドファンの間で賛否両論を起こす。
そんなファンの思惑もよそに、培ったスタジオテクニックとキャリアを駆使し、新たなサウンドを作り続けるベテラン”ボーイズ”と、いっそうの妖艶さと輝きを身につけて、今や音楽内外のポップ・カルチャーにおいて、多くの信奉者を従えるShirley。
このインターナショナル・ポップ・バンドの動向は、まだまだ要注目だろう。

▼link
Sony Music

投稿者 sakyo : 19:16 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月06日

Frou Frou/フル フル

▼memo
Madonna、Bjorkとも共作経験を持つGuy Sigsworthと、Imogen Heapのふたりによるユニット。
2002年、アルバム「Details」をリリース。
「Details」ではエレクトロ色が強く打ち出され、魅惑と恍惚にあふれたポスト・ロックが展開されている。
以後、各地でライブ活動中。

▼link
froufrou.net
islandrecords.co.uk

▼netfeature
CRUD MUSIC MAGAZINE
vh1.com

投稿者 sakyo : 23:17 | コメント (0) | トラックバック

Francoise Hardy/フランソワース アルディ

▼memo
1944生まれ。1950年代〜1970年代にかけ最も活躍した、生粋のパリジェンヌ女性シンガー・ソングライター。
18歳の時、デビュー曲を200万枚売り上げ、一躍時の人となる。
当時のフレンチ・ポップの世界でブームだった「イエイエ」(ロックの影響を受けて誕生した新しいポップス。女性は「イエイエ・ガール」と呼ばれた)の仲間入りをし、ファッション雑誌のモデルや映画女優としても活躍。
しかし、アイドルとしての生活に疑問を抱き、1968年、レコーディング活動のみに専念すべくステージを引退。
1970年にはレーベル「ヒポポタンレーベル」を創立させ、以後マイペースで活動するようになる。
私生活では、同じ歌手であり、作曲家、俳優でもあるジャック・デュトロンと出会い、息子トマが生まれる。が、けっして結婚はせず、あくまで一人で生きて行く道を選んでいる。
ほとんどの作品を自分で手掛けるアルディは、「自立した女性」としての主張を強調するのではなく、自らの生き方をテーマに嘘偽りのない歌を無理なく、そして力強く作りつづけた。
日本でもドラマやバラエティのBGMに彼女の歌が使われており、馴染みは深い。
現在、独自の生き方を見せてくれる優れた女性アーティストは数多く存在するが、彼女はその中でも、時代に先駆けた存在と言えるだろう。
80年代後期以降は、占星術師として本を書いたり、作詞を手掛けたり、公の音楽活動からは引退した状態だったが、1996年、8年ぶりに「ル・ダンジェ」をリリース。プロモーションの為に来日も果たした。

▼link
francoise-hardy.com

投稿者 sakyo : 23:13 | コメント (0) | トラックバック

Fried Pride/フライド プライド

▼memo
Shiho(vo)とYokota(g)の二人によるユニット。
Shiho(本名:金沢志保、東京出身)は7歳からピアノを学び、高校で元ブルーコメッツのピアニスト小田啓義に師事。短大に進むと同時にライブハウスでの弾き語りパフォーマンスを始める。フェイバリットにAretha FranklinとStevie wonderを挙げる。
Yokota(本名:横田 明紀男、東京出身)は15歳のころから潮崎郁男に師事し、19歳からプロとして活動。ジャズギターに長け、ペースラインをも同時に演奏するテクニックをもちつつ、尊敬するギタリストにWes Montgomery、Jeff Beckを挙げるように、エレクトロニックからアコースティックまで、幅広く弾きこなす。藤家虹二、八城一夫ら日本ジャズ界の先駆者らのもとで、1986年にリーダー作「MY ROMANCE」「MYSTY2」をリリースするなど、すでにミュージシャンとして活躍していた。
ライブハウスで出会ったShihoの才能にYokotaが惚れこみ、1999年にユニット結成。
「Fried Pride」には、自分たちのプライド=音楽・芸術性、思想等を、より高く押し上げていく、同時に聴く者に親しみやすいよう調理し、味わってもらう、という意味が込められているとのこと。
彼らのライブは瞬く間に評判となり、そのワールドワイドな実力を証明するように、2001年、デビューアルバム「Fried Pride」は米国ジャズの名門レーベルConcord recordsからリリースされ、セカンドアルバム「STREET WALKING WOMAN」にはSheila E.がゲスト参加した。
年齢に見合わぬブルース・センスとジャズのスイング感を持ち合わせ、聴く者に強く訴えるShihoのシルキーボイス。自ら編曲を手がけ、卓抜したプレイでボーカルと対等にパフォーマンスを繰り広げるYokotaのギター。
このユニットが生み出す音は、従来のコンテンポラリー・ジャズファンが聴いても十分に堪能できる抜群の安定感を誇りながら、ジャンルを超え画期的なテイストを持つ、新世代のジャズとして、今後期待ができるだろう。

▼link
Fried Pride Official Website

投稿者 sakyo : 23:07 | コメント (0) | トラックバック