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2005年02月20日

Cat Power/キャット パワー

Cat Power/キャット パワーの作品をチェックしてみる。


▼メモ
Cat PowerのメンバーことChan Marshallは、1972年、アメリカのジョージア州アトランタ生まれ。
19歳のときに友人からギターをもらい、誘われるままいきなりステージに立ったことが、キャリアの始まり。
バンド名は当時、家に出入りしていた老人の帽子「CAT WITH THE POWER」をとっさに目にして、適当につけたもの。
ギターと同時に作曲もはじめる。
やがてNYに移住、 音楽的キャリアを積みながら、1994年にThe Making Of Americansレーベルより、7"シングル「Headlights」をリリースし、Liz Phairのオープニング・アクトを務めるようになる。
さらにSonic YouthのSteve Shelly、Two Doller GuitarのTim Foljahnと出会い、2枚のアルバムを共作。
その後、ソロでインディー・リリースを重ね、1996年にMatadorと契約。
1998年、アルバム「Moon Pix」が高い支持を得、知名度が高まる。
最新作は2006年リリースの「The Greatest」。
周りから才能を評価されながらも、気に染まぬレコーディングをつづけていた当時の、鬱屈し閉ざした心を表したようなメロディー。
哀しみから無感覚まで、晴れない毒を抱えながら、やわらかな温度をはらむ海のような包容力。
ツモリチサトのカタログ・モデルもつとめる、キュートなルックス。
ライブでは集中力を欠き、やり直しや中断、動揺を露呈してしまう場面も多く、危うさも見せる。
そんな個性的なキャラクター含め、今後が期待されているSSWの一人。
2003年1月、来日実現。


▼リンク
catpowermusic.com
matadorrec.com
bls-act.co.jp


▼ネットフィーチャー
smashingmag.com
'04来日時のライブレビュー。
hardtoexplain.jp
rollingstone.com


▼ルーツ
・Nicoは大好きよ。「Chelsea Girl」はすばらしいアルバムよね。名作だわ……PJHarveyなんかは、自分の作りたい音楽を追求してる数少ない女性アーティストの一人だと思うけど、それでも芝居がかった所が目につくし。そうやって自分自身を奮い立たせてるんだろうけど。Nina Simoneみたいな古い人はすごく好きなんだけどな……(Courtney Loveは)ものすごい注目を一身に集めながらも、自分で全てをコントロールする術を知ってる。綺麗なドレスを着てフェミニンな面をのぞかせながらも、女性ロッカーとしての強さも持ち合わせてて。あんなタフなことがあっても、それを乗り越えて自分の足でしっかりと立ってる……。ようはどういう状況下にあっても、彼女は確固たる自分自身を持ってるってことね。……Patti Smithなんかは、女性らしさと強さの両方を兼ね備えてる。パワフルでクリティカルで知的で……化粧して男性の気を引こうなんて考えてないし。彼女には単に「オンナ」っていうだけじゃない、一人の人間としての魅力があると思わない? だからこそ、いまだに変わることなく愛され続けてるんでしょうね(「rockin'on MAY 2000」より)


▼過去ニュース
▽2007
・「Moon Pix」レコードにて再発 6/23
Matadorのレコード盤再発シリーズにて、Cat Powerの「Moon Pix」が再発されたそうです。
Matadorのオンラインストアをはじめ、各レコード取り扱い店でも入手できる模様。
同シリーズのレコードは、音源をmp3で自由にダウンロードできるフォーマットも付いているようです。
彼女のキャリア最高作とも言われる同作を、この機会に再聴&体験してみるのもおすすめ。


▽2006
・オノ・ヨーコカヴァー集に参加。 11/30
オノ・ヨーコの曲を17組のアーティストがカヴァーしたアルバム「Yes, I'm A Witch」に、Chanも参加するようです。
彼女が歌うのは「Revelations」。
このアルバムには他にもPeaches、Le Tigreら、キワキワな女性アーティストが参加する模様。
また、The Flaming Lips、Polyphonic Spreeらもそれぞれの解釈でヨーコの世界を再構築しているようです。
Check!


・最新ライブ音源試聴可 11/22
11/20にワシントンのthe 9:30 Clubで行われた、Cat Powerのライブ音源がnpr.orgで試聴可能になっていました。
(ちなみに歌が始まるのは15分50秒あたりから)
インタビューもアップされているほか、写真もスライドショー形式で公開されているので、当日の様子が伝わってきます。
ファンの方はゼヒ。


・「The Greatest」ジャケット3バージョンで再発& ライブ音源をiTunesにてリリース。10/1
アルバム「The Greatest」が、ジャケット違いバージョンで再リリースされました。
Matadorによると、オリジナルと収録曲の違いはないものの、3パターンの撮りおろしジャケがあるようです。
また、iTunes限定で、Chanのライブ音源4曲(全曲で\600)がリリースされました。
ちょっとずつ、試聴も可能です。
かなり渋さと貫禄が身についてきたかな、と思わせるような歌声です。


・最新インタビュー掲載。 4/25
MIXI経由のニュース。
今年初めのアメリカツアーを、体調不良ですべてキャンセルしていたChanですが、日本向けの最新インタビューがhardtoexplain.jpに掲載されました。
最新作「The Greatest」に関することから、オフの過ごし方、好きな小説家、モデル業についてなど、かなり突っこんだ内容になっています。
ファンにはかなりうれしいサプライズ!
村上春樹好きとは……。


▽2005
・ニューアルバム「The Greatest」リリース決定。11/1
マタドールによると、Chan MarshallことCat Powerのニューアルバム「The Greatest」のリリースが2006/1/24に決定したそうです。
日本盤は先行で1/7リリースの模様。
全12曲。
収録曲名も発表されています。
(タイトルはベスト盤の意ではないっぽいです……)
現在オフィシャルサイトでは、タイトル曲の「The Greatest」がダウンロード可能となっています。
同アルバムにはAl GreenのバックをつとめるTeenie &Leroy Hodges兄弟、James Blood UlmerのピアニストをつとめたRick Steff、サックス奏者Jim Spake、トランペットにScott Thompson、ベーシストDavid Smithら、ブルース系のベテランミュージシャンが参加。
これまで素朴、というより危ういくらいのたどたどしさを感じさせていたChanの音楽でしたが(それがまた魅力だったのだけど)、今回はストリングスを導入し、彼女メロディを増幅したようなアプローチがされている感じです。
キャリアのあるミュージシャンでがっちり固めているせいか、今までにない壮大さと完成度を思わせます。
普通にバックのサウンドが強靭なんで、違和感を感じたくらい(笑)。
期待しましょう。

投稿者 sakyo : 2005年02月20日 19:31

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