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2011/05/31
ベトナム2日目
■2009/12/06
ベトナム2日目。
目覚めるとともに、部屋の外からにぎやかな女性たちの声が響いてくる。
まったく意味が推測できない、異国の言葉。
窓の外は強烈な日射しとバイクの騒音にあふれていた。
支度して部屋の外に出ると、スタッフらしい女性たちがこちらを見て「ハロー」と恥ずかしそうに挨拶をしてきた。
8時半過ぎ、最初のホテルをチェックアウト。
通りを歩くと、さっそく客引きの人たちが声をかけたり、手を振ってきたりする。
近くのカフェにささっと入って、朝食のサンドイッチぽいものをパクつく。
朝食後、ドンゴイ通りをウロウロする。
暑い。
湿気がかなりある。
しょっちゅう客引きが声をかけてくる。
あちこちで工事が行われていたが、地面の舗装はかなり適当で、陥没しているところにもよく出くわす。
どっさりと重く束になり、垂れ下がっている電線が印象的。
古いフランス思わせるような、流麗なデザインの建物もあった。
基本的には観光客向けのアッパータウンで、外国人も多い。
オリンピック時の北京のような、急ごしらえの取り繕いはしてなくて、現状の自分たちの力で発展をしている感じ。
休日にはいっせいに結婚式が行われるらしく、道端のあちこちでウエディング姿のカップルが写真撮影をしていた。
すれ違うたび、ベトナム人はこちらを見てくる。
停車しているバスにふと目をやると、バスの乗客全員がこちらをじっと見ていたりもする。
紫外線死の危機を感じたので、こじゃれたブティックで帽子を買う。
それから現地のスケッチトラベルに行って、数日後のメコン河水上クルージングツアーを予約。
外に出たとたん、また客引きが
「オッパッピー オッパッピー」
と話しかけてきたので日本人じゃないよ、と言うと
「ウソ、バッカリー」
と言ってくる。
断られようがもちろんお構いなく、笑顔のたくましいおっさんである。
昼食は日本人オーナーが経営しており、職業訓練で現地の子供たちが多く働いているHuong Laiというお店。
野菜中心のコース。
春巻きはもちろん、紫芋のスープ、空心采、あげ豆腐etc……どれも優しい味付けで、パクチーも効いており美味しかった。
食後、今日から宿泊するカラベル・ホテルへ向かった。
お高めだけあって、さすがに部屋はきれいだし広い。
シャワーで汗を流した後、再び外出。
現地のIPA-NEMAで夫が誕生日プレゼントに洒落乙なバックを買ってくれた。
それから夕暮れの街や市場、サイゴン河のほとりなどをひとしきり歩いた。
休んだカフェでは一足早く、店員たちがサンタ帽をかぶっていた。
ホテルに戻り、タクシーで今日の夕食を取る予定の店へ。
運転手のおっさんから空港までとさほど変わらない運賃を請求され、夫がおっさんと若干モメる。
気を取り直して入ったのは、地元の人も多く利用しているような庶民的な店。
古い家屋にカベチョロが這いまわり、店内の人からチラチラと見られたりしながらも、333ビールとともにかき込む唐揚げ、春巻き、サラダなどとても美味しかった。
夕食後はタクシーを使わず、徒歩でホテルまで戻る。
日本の夏祭りの時のように、人がそれぞれの灯りのもとで座り込み、道端で夜食をとっていた。
さんざん歩き回ったので、疲れからホテルの部屋で撃沈していたが、夫に誘われてホテルのバーラウンジへちょっとだけ行く。
バンドがやたら賑やかな演奏をやっていて疲労した身にはうるさいくらいだったが、高級ホテルだけあってそれなりに豪奢な内装と外国人がたむろっている空間には雰囲気があった。
バルコニーの席で、ホワイトサングリアをぼんやりと飲む。
それでもちょっと気を許すと、うつらうつらと眠ってしまう。
結局、すぐに退散。
部屋に戻って、即寝した。
2011/05/26
ベトナム1日目
■2009/12/05
12/5〜12/13 ベトナム、カンボジア旅行。
朝9時半頃起床。
シャワーを浴びて準備。
昼食は佐藤家の食卓にて。
相変わらずここは素朴で美味しい……空気、お店の雰囲気含めて、元気と栄養が心身に沁みわたるご飯。
14時半過ぎ、家出。
結局時間がぎりぎりになってしまい、新宿駅を猛ダッシュして成田エクスプレスに駆け込む。
成田空港に着いたのが出発5分前。
幸い手続きが順当に済んだこと、豪雨の影響か離陸が30分くらい遅れていたので助かったが……。
機内ではゲームをしたり、眠ったりして過ごす。
現地時間23時過ぎ、ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット空港へ到着。
入国審査を受ける。
パスポートは旧姓のままの記載なので(氏名変更手続きはしてある)、結婚して名字が変わったんですよーという説明をいちいち英語でするのがちょっと面倒くさい。
手荷物受取所では、荷物が間髪いれずコンベアーに流されるので終着地点であふれかえり、散乱状態となっていた。
No.の確認なども一切なし。
これがベトナムか……。
(というより日本が特別なんか)
現地のガイドの人と合流し外に出ると、野外フェスでステージに向かう客のごとく人々の大群が空港の周りに押し寄せ、しきりに何か叫んでいた。
何だ、これ……。
客引きが群がってるのかとも思ったが、何かイベントでもあるのかも……。
ものすごい騒音。
おしゃべり、バイク、町の躍動がごちゃまぜになって、いきなりこちらを圧倒してくる。
ガイドの車に乗せてもらい、ホテルまで連れて行ってもらう。
乗っている間に、やたらと愛想よく話しかけてくれるガイドさんからいろいろと注意事項を受ける。
ひったくりが多い街だとか、(信号は基本ないので)道路は必ず走らず歩け、とか。
車窓を流れていく景色は、北京でも感じたアジアの華やかな色彩はそのままに、でも同じ共和圏独特の怖さ、冷たさみたいなものは感じられない。
北京では堅牢なマンションがやたら立ち並んでいたが、そういうのが見えないからかもしれない。
華奢でどこか歪んでいて、地震が来たら一発でぶっ壊れそうな石造りの建物が多い。
あちこちに路駐しているバイク。
休日のせいか、深夜でもたむろっている人々。
ホテルに到着すると、さっそく車から出した荷物をひっくり返し、土砂の中に平気で落とす運転手。
おー。
今日は寝るだけなので、質素で小さなタイプの部屋。
でも全然きれいだった。
フロントマンはなぜか恐る恐るといった感じの対応で、荷物を運んでくれた若者もなんだか気が弱そうな様子であまりしゃべらず、そそくさと部屋を出ていった。
あんまり外国人の対応、慣れてないのかな……。
夫と二人きりになり、改めて窓の外を望むと近くにはサイゴン川が見える。
バイクの音はひっきりなしに続いている。
日本の異質の熱くて雑多な夜の街が、おそらくそこには広がっている。
それを早々に体験してみたくはあったが、さすがに現地時間は午前4時。
日本だと午前6時の時間帯。
おとなしくシャワーを浴びて、眠ることにした。