2010年05月31日
伝えるだけ伝えたら
■2008/12/26
I社への最後の出社の日。
先生(しぇんしぇい)に簡単な引継ぎ。
あえて淡々と、あまり感情を入れ込まないように細心を払いながら。
引継ぎが終わると、本当に何もすることがなくなってしまった。
先生に宛ててこっそりと、最後のメッセージを書いてフォルダに入れた。
気づかれないかもしれないけど。
大泉さん、グリーン氏たちがやって来る。
グリーン氏は律儀に、黒いスーツを着てきていた。
似合わないよー、ダサいよーと、いつものように笑ってからった。
彼の気持ちがとても有りがたかった。
最後のミーティングをチャチャッとやり、I社の納会もあるということで、いつもより30分くらい早く、業務終了となった。
先生(しぇんしぇい)が最後の挨拶をしたが、こちらの気持ちがいっぱいだったせいか、何を言ったかあまり印象に残らなかった。
終わった後、皆でメールアドレスを交換し合ったりした。
大泉さんからは個人的に、金平糖のお土産をもらった。
最近京都に旅行に行ってきたから、と言っていたが、最後の意味もあったのかもしれない。
皆でそそくさとエレベーターに乗って、I社を後にした。
人に埋もれて、最後に先生がどんな表情をしていたかは見なかった。
皆で駅まで歩きながら、その間に一人、二人と別れていった。
今日はグリーン氏とも、駅で駅で解散。
何だかあっさりと、淡々と終わってしまった。
泣いてしまいそうなところに、感情を持っていかないようにしていたためかもしれない。
一応、年明けには新年会をやることも決まっているので、また会えるしな……。
今日は同居人も忘年会のため、家に帰っても一人だった。
何人か会社のメンバーからメール入ってきたので、返信をした。
大泉さんにもメールした。
最後に今までのお礼と気持ちを伝えたいと思いつつも迷っていたが、これだけやり取りが飛び交うなら、大泉さんもそうだろうし唐突な感じもしないかな……と思い。
大泉さんはこの仕事で出会った人の中でも格別、能力も人柄も尊敬できる人だった。
その立派さに引け目を感じたり、卑屈になったこともたくさんあったけど……。
同じリーダーの役割を分かち、共感できる仲間でもあった。
彼女への憧れと尊敬は、これからも続いていくだろう。
思いを伝えるだけ伝えたら、気持ちをちゃんと切り替えていかなくては。
投稿者 sakyo : 2010年05月31日 18:09
