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2009年11月16日

フジロック’08 3日目

フジロック3日目。
朝、テント内の整理をし、家に送れる荷物は配送してしまう。


今日のトップはMONOから。
朝一から轟音の子守唄を、存分に浴びる。
耐えられなくて、耳を押さえている人もいた。


オレンジコートに移動。
後方の丘の上に座り込んで、キセルを聴きながらまったりする。
ステージの上空に在るドラゴンドラが、なぜか止まっているのが見えた。
強風の影響か……。
昨日の酔いの記憶も新しい同居人は、
「あんなところで止まったら、絶対トラウマになる!」
と、執拗に繰り返していた。


Gypsy AvalonにてJanet Klein.
ちょうど天気が急転して、強い雨と稲妻が暴れ出す。
あわてて合羽を着こむオーディエンスを尻目に、
「Nature is wonderful〜♪」
と天然の笑顔を振りまいていたJanetは、やっぱり可愛かった。
比例して、同居人の疲労度が強まっているのがうかがえた。


オレンジコートのさらに奥地、Stone Circleにあるバーで休憩。
屋根もあって、こんな最果てでもギネスビールを楽しめる。
近くではDrumサークルが開催されていて、ひたすら原始的なリズムが大地に鳴り響き続けていた。
それに合わせ、土砂降りのなかに飛び出して行って踊る人。
まさに現実離れした、桃源郷のような光景だった。
そしてビートがクライマックスを迎え、太鼓の打ち鳴らしが終了した瞬間、まるでそれに合わせたかのように、強い稲妻がドンッ!ドンッ!と二発、落雷。
一瞬呆気にとられたあと、飛び上がって狂喜する人たち。
Drumサークルの先生も、
「こんなことは初めてです」
と、すごくビックリしていた。
フジでまたひとつ、伝説を目撃してしまった……。


The Breedersを観るべく、ひとりホワイト・ステージに戻る。
この頃になると、着ていたゴアテックスのレイン・ウェアに、だいぶ雨がしみ込んでグショグショに。
買って3年もしていないはずなのに……ショック。
雨はまだ止みそうにないので、ゴアをカバーすべく、ゴミ袋で即席ポンチョを作って頭から被る。
途中、数か所でリストバンドチェックを受けなくてはならないことを忘れていて、スタッフのお兄さんの前で、ゴミ袋の隙間から手を出すのにモタついたりする。
それでも最前列に着くことができて、Kim Dealの威勢のいい笑い声と歌を堪能することができた。
「Cannonball」のみならず、The Ampsの「Pacer」「Tipp City」なども聴けて、すごくうれしかった。


レッド・マーキーで同居人と合流して、CSS.
同じ時間帯でゆら帝とかぶっていたので、迷ったけど、ゆら帝はライジングサンでも見れるからなあ……ということで。
しかし遠巻きに眺めたせいか、今ひとつ乗り切れず。
ライブ自体はすごく盛り上がっていたけど。


オアシスで元同僚のS田さんと再会。
乾杯しながら、過ぎゆくフジロックの夜を惜しみ、楽しんだ。
最後にクロージングのASIAN DUB FOUNDATIONをちょっとだけ。
ただADFは前日もグリーンステージで演ってたんだよな……そのせいか、彼らのキャリアでは気の毒に思う程の、オーディエンスの閑散ぶり……。
数年前の「The Smithのコピーバンド事件」の影響なんだろうか……今年は少なからず「アーティストの使い回し」が増えているような、気がした。
穴を空けるよりは、ある程度知名度もあって、確実に出てもらえる人で埋める方がいい、という方針なんだろうか。
実際、今はブッキングするのも大変なんだろうけど……単なる客目線で言うと、やっぱ使い回しは印象良くない……。
がんばって欲しいよ、フジロック!


個人的には夜明けまで踊り明かしたい気分だったが、同居人に促され、明日のことも考えて撤退することにした。
名残惜しみながら、来年のフジロックへの参加も心に誓ったのであった。

投稿者 sakyo : 2009年11月16日 18:06

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