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2008年10月20日

しあわせのイメージ

■2007/10/20
豊田道倫、Tigerfakefur、七尾旅人「秋の三人会」@青山月見ル君想フ
三組とも好きだから、とても楽しみにしていたイベント。


前回見たときは、パフォーマーとしての危うさすら感じられた七尾旅人。
今回はだいぶ回復の兆し(!)が見られたような……。
彼の十八番とも言うべき七変化する声色も、ピッチの素晴らしさもしっかりと感じ取れた。
おぼつかなくなっていたギターも、ちゃんと弾けていた。
目が逸らせない、聴き入らずにはいられない、そんなオーラをもっともっと感じさせて欲しいと思う。


川本真琴率いるTigerfakefur。 
演奏自体にもちろん落ち度はないが、バンドとしては発展途上だと感じた。
あくまでまだ、スタジオミュージシャンたちのそつのないセッション。
バンドとしてのスパーク期は、迎えていない気がした。
とにかく「続ける」という、実は最大の関門を、地道であっても越えていけば、それはいつか来るはず。
もっとキャリアが成熟したときの彼らのライブを、ぜひ体験してみたい。
今後にガッツリ期待のバンド。
それにしてもカワマコさんは、相変わらず細くて小さくて、華がある。


企画者、豊田道倫。
若干、ふっくらしたように感じるのは、ライブ前に見かけた、息子さんを抱きしめる姿に起因する印象か。
しかしパフォーマンスで見せてくれた彼の緊張感は、そんなしあわせのイメージからは想像できない、非常に鋭く、激しいものだった。
最近では珍しい、テレキャスを使ったライブ。
ホームグラウンドの(?)シアターPOOでは、たまにダレを感じることもあるが、その悪い部分もなく。
音響の良さも相成って、強烈な吸引力を持った歌詞もエッジがくっきりとして、初めて聴いた人たちにも十分なインパクトを与えたようだった。
久々に、会心のライブを体験できたと思った。


ライブ後、深夜まで開いていて、よく通っている居酒屋に行った。
ここも引越すと、そう寄ることはなくなる。
名物の板そばを食べた。


同居人は最近、某ミュージシャンから写真提供の依頼が来たが、断ったという。
写真を単なる素材として見られていると感じ、嫌ったらしい。
彼らしい話だと思った。
世間的にはうまく立ち回っていないことになるのかもしれないが。
そういう同居人の性質は、嫌いではない。


明日はもっと引越しの準備をがんばろう。

投稿者 sakyo : 2008年10月20日 19:08

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