2007年11月08日
TOKYOブックス紀行
■2006/12/8-9
山口の友人Uさんが、仕事の出張で上京してきたので会う。
某書店に勤めているUさんの目的は、東京の本屋めぐりをすること。
(ただし彼女の好きなジャンルは、かなりマニアックなオタク寄り)
事前に行きたいとこある?と訊くと、
「亀有、豊洲、神保町、東京」
という、見事にバラバラな答えが返ってきた。
たぶん回りきれないから、じっくり楽しむためにも絞った方がいいんじゃない?と促すが、
「でも行く」
と言う。
遠いところからやって来る、彼女の希望を優先するのが大事なので、付き合う覚悟を決める。
<1日目>
仕事帰り、神田で待ち合わせ。
ゴットリとイルミネーションが飾りたてられた東京駅で降り、丸の内オアゾの丸善に行く。
デカい本屋自体、入るのは久しぶり。
まして流行の本はほぼ網羅している、本の虫の彼女に会うたび、もっと本を読まなきゃだなあと思う。
先日、アウトプットの足りなさを嘆いたけど、インプットの量不足も深刻たるもの。
アウトプットを偏重しても、インプットに焦ってもマズイ。
限られた人生、どうバランスをとって生きるかも課題。
彼女が熱心に店の配置やらポップやら新刊、溺愛している甥っ子用の絵本をチェックしている間、自分は画集や音楽雑誌などをめくっていた。
ひと通り回って戻ってきた彼女は、自分を見るなり、
「相変わらずそんなのばっか見てんの? 芸術とかって分からんわー」
Uさんは音楽や絵画にはまったく興味がない。
自分とは趣味嗜好が全然違う。
時々、彼女と友達縁が続いてるのを、不思議に思ってしまう。
(でも、こっちも解ってるんじゃないんだよ、感じるだけ)
食事も休憩もすべて同ビル内で済んだので、初日はわりと楽なスケジュールで進んだ。
<2日目>
早朝の飯田橋で待ち合わせ。
神保町に行く。
時間が早すぎて、ほとんどの店が閉まっていたので失敗した。
彼女の一番行きたがっていた、古いビルの書店も開いておらず、断念。
(行けば自分など、どこに目をやってよいやらわからんジャンルのとこだったので、内心ちょっとホッとしたけど)
ららぽーと豊洲へ行く。
新興マンションの立ち並ぶなか、スーパー、アパレル、レストラン、映画館などが一体化した、わかりやすい複合施設。
ここの紀伊國屋書店を見学。
彼女はキッザニアにも行きたがったけど、予約も子供も当然ないのでアウト。
「今度は甥っ子と来る!」
と息まいていた。
昼食に食べたインドカレーは、辛いもの嫌いな自分には少々つらかったけど、さわやかであっさりした口あたりがおいしく、けっこう良かった。
雨が強くなる中、亀有へ行く。
ここのブックスキディランドが目的。
なかなか探し当てられず、けっこう歩き回ってしまった。
Uさんの帰りの飛行機の時間が迫っており、かなり焦る。
ようやく着いたときにはタイムリミット。
滞在時間は5分で終了。
バタバタの駆け足で、駅に舞い戻った。
常磐線から山手線に乗り換え、浜松町まで送っていった。
ヒールで1日歩きづめ、その後も飛行機に乗るまで走りっ放しとなってしまったUさん。
案内役として、自分ははなはだ段取り悪く、申し訳なかった。
それでも帰ったあと、とりあえず目的地は全部回った達成感で、おおむね満足した様子の彼女からメールが届く。
少し安心した。
自分も、こんなことでもなければ行かないような場所ばかりだったし、けっこう面白い体験であった。
投稿者 sakyo : 2007年11月08日 21:25
