最近のつぶやき等はトップページにて。。。
2006/12/28
ポップバンド
■2006/3/1 Deerhoof@渋谷o-nest
Deerhoof来日公演最終日。
さすがに立て続けに聴くと、少々間延びも感じたが。
客の盛り上がりは一番だったと思う。
大きな瞳から鋭光を放ちながら、客をグイグイ引っぱっていたSatomi嬢。
ミュージシャンとしてというより、人として惹かれる女性だった。
この日が初見のオシリペンペンズ。
うわさは聴いていたけど、やはり衝撃のステージング。
うなり声ならぬ人力SEにはじまり、全身の痛みを引きずりながらの咆哮。
地べたを這いずり、照明にぶらさがり、客席でのたうちまわるモタコ氏。
面影はどことなく、銀杏BOYZの峯田君を彷彿とさせるが。
「銀杏ってポップバンドだったんだ……」
と思わず錯覚しそうになるほど、お腹いっぱいのパフォーマンスを見せてくれた。
(でも、たぶん今日はソフトな方だったと思う……)
SPEEDILLではイルリメのリズム感と二階堂和美の歌声の溶けあいが素晴らしく。
54-71の川口氏のゴリ太ベースが相変わらずかっこよくて、惚れなおす。
先日、好きな俳優について訊かれ、小1時間考えた。
結果、生まれてこの方、好きになった俳優が1人もいないことに気づく。
惚れる男性ミュージシャン(ミーハー)は、わりと増えているのに。
この差異はどこから来るんだろう……。
2006/12/26
侵入者
■2006/2/28
昨晩、居間兼同居人の部屋がやけに寒いと思ったら、ガラス戸が割られていた。
はじめは近所の子供が割らかして、逃げたのかと思ったが。
鍵に近いところがやられていることから、不審者がやったのではと、同居人が言い出す。
言われれば、だんだん怪しく思えてきた。
部屋を点検したところ、とくに荒らされた様子も盗られたものもなかったけど。
気になるのは、いつやられたかということ。
現在、自分は職ナシのため、昼間ずっと家に引きこもっている。
ガラスが割れた時、我ながらまったく気づかなかったのだろうか。
部屋を閉めきって音楽を聴いていたので、物音が聞こえなかったのかも。
(逆に侵入しようとした奴が、音楽で人の気配に気づいたのか)
それとも夕方に1時間ばかり買い物に出かけたが、その時発生したのだろうか。
下手すると、不審者とはち合わせた可能性もあったと思うと、少し怖い。
とにかく朝になるのを待って、大家に連絡した。
するとびっくり。
大家も昨日、同じ被害に遭って、警察に通報していたらしい。
そちらもガラスを割られたものの、盗られたものはなかったそうだけど。
さっそくうちも、警察を呼ぶはめになった。
(不幸中の幸い、同じ被害だったおかげで、ガラス代は大家があっさり持ってくれた)
やってきた警察のおっさんは慣れたふうで、調書作成のための質問口調もわりとノンキ。
一方、大家のおばあちゃんがやって来て、
「昔ここはねー、自慢のアパートだったのよー」
と何度も(通勤時につかまるとけっこうツライ)同じ話を横で繰り返すのも意に介さず、検察官はさっさと現場検証を進めていく。
早々に指紋採取を済ませ、庭に残った足跡もすぐさま見つけ出した。
昨晩はあまり寝つけなかったらしい同居人。
不測の事態が起きると、決まって神経質になる彼は、警察が来るのが遅いとイライラしたり、不機嫌状態。
もー起きちゃったことはしょうがないし、同じ家にまた来ることもそうそうないじゃん、とあまり深く考えない自分には、そのほうが面倒くさい。
ま、彼の方が、一般的な社会反応なんだろうが。
とはいえ、同居人は午前中、仕事を休んでくれた。
寒空の下、警察やらガラス屋やら、全部対処してくれた。
自分一人では絶対、パニック状態で何もできなかったろう。
やっぱり頼りになる人がいるのは、ありがたい。
当分、部屋に閉じこもって爆音で音楽を聴くことは、許されそうにないが。
2006/12/20
ミーハー・モード
■2006/2/24 Deerfoof@新宿ロフト(MOSTNOTORIOUS Vol.22)
昨日に引き続き、会場に早く着きすぎる。
「開場30分前まで、周辺でたむろわないでください」
とスタッフに追い払われた。
結果的に、そんなに早い整理番号でなかったにもかかわらず、最前列で見れたけど。
さすが無職。
途中から、となりの見知らぬ男子がやたら話しかけてくる。
得意の人見知りと恐怖が萌芽。
後半、バンドの入れ替えの間は、ひたすら下を向いて携帯電話をいじり倒していた。
そんなこんなでも、ライブは全体的にとても楽しめた。
目当てのDeerhoofは、個人的には来日中、この日のパフォーマンスが一番良かったと思う。
眼前で見たMostのPhewさんは、年を重ねても変わらず、クール・ビューティであった。
活動を休んでいる山本精一の代わりには、あぶらだこの大國氏が参加。
一歩控えた感じながら、サイケデリックかつテクニカルな爪弾きでバンドをがっつりサポート。
惚れた。
とってもミーハー・モードのまま、帰路に着く。
2006/12/17
The Runners Four
■2/23 Deerhoof@NHKスタジオ505
NHK-FM「ライブビート」の公開収録に行く。
会社帰りと違い、かなり早く到着。
集合場所に人1人おらず、一瞬日時を間違えたのでは、と不安になる。
開場時間が近づくにつれて、外人が集まりだしたので、安堵したが。
Deerhoofのパフォーマンスはとてもすばらしかった。
アルバムからイメージされるようなポップ感や実験性よりも、単純にバンドのアンサンブルがとても鮮烈で凄まじい。
いい意味で予想外、ライブアクトとしての強さを見せつけられた。
その他では、mooolsが良かった。
Voの酒井氏は、子供のように無邪気に音楽を楽しみ、突飛なことをナチュラルにやってしまう。
いかにもCalvin Johnsonの"お気に"になりそうなタイプ。
重要だけど誰もが簡単には持ちがたい才を有している人に感じられた。
まだ発達途中だけど、なにかのきっかけで爆発するとすごいかもしれない。
久々にゆっくり愉しめた日。
2006/12/15
さよなら、MBS
■2006/2/22 会社を辞めた
ジャスト・タイミングで朝礼当番。
皆の前で最後の司会をつとめた後、チラッと上司をうかがったけど、いつもと変わらず何もなし。
しょうがないので、自ら退職の挨拶を切り出す。
部署の人々はまったくこちらを向かず、適当に手を叩いていた。
最後の挨拶メールを、関係者へ送信。
思った以上に、返信があった。
何度連絡しても対応してくれなかった営業マンからの謝罪。
(一応、悪いと思ってたのか……)
「実は、自分ももうすぐ辞めるつもりです」
という、ぶっちゃけメール。
中には、
「沙香さん以外の、そちらの部署の人は苦手なんで」
というカミング・アウト、などなど。
(うちの部署の人と合わないのは私自身の問題ゆえ、と思っていたが、やはり他の人もそうだったのか……もちろん、前者の理由も大きいけど)
最後ならではの、面白メールが多々あった。
協力して一緒に業務に取り組んできたすべての人たち----電話やメールでしかやり取りしたことがない人も多く含まれる----との別れが惜しまれた。
S田さん、Aさん、Iさんから呼び出しを受け、途中、席を抜け出した。
3人から思わぬ記念の品を受け取る。
びっくりしたけど、本当にうれしかった。
3人と仲よくなれたのは、ちょうど会社を辞めると決意した頃。
今日まで、彼女たちには、たくさん励まされた。
入社して、はじめて明るい気持ちで接することができた人たちだった。
出会えてよかった。
彼女たちに、心からありがとうを言いたい。
昼休み。
一応、部署の女性たちが送別をかねた昼食会を、会社近くのレストランで開いてくれた。
……ただし、私本人に直接口で伝えられた事項はなく、女子たちのやりとりメールを、CCで転送されただけだけど……。
しかも会の間、自分は一言も発する機会がなかった。
話題は終始、新人男性の悪口だった。
私がいようといまいと、彼女たちは変わらない。
この先もずっとそうやっていく人たち。
最後まで、私たちは互いを認めることはなかった。
15時過ぎから、方々へあいさつ回り。
「まじめに働いてくれて、本当に皆から惜しまれつつですよ」
と言ってくれた人。
「あそこの部署の人って、態度の裏表がすごいんだって?」
と、鋭い感で探りを入れてきた人。
最後までにこにこと手を振ってくれた人。
いろいろな人に、頭を下げた。
時間がどんどん経っていく。
夕方、いつも疲れた目を投げていた、窓外の風景をカメラに収めた。
定時を過ぎ、人が少なくなっていくフロアで、席を外している上司を待った。
一応、最後にあいさつをしようと思い。
が、食事に行ったという彼は、数時間待っても帰って来ず。
仕方がないので結局、メールで最後の挨拶を残した。
「こちらでの日々は、自分にとってすべてが勉強でした」
メールボックスも使っていたフォルダも、ロッカーもすべて空にして、ビルを出た。
帰り道は奇妙な感じだった。
ずっと望んでいた退社。
が、不思議とあまり解放感はなかった。
以前、務めていた会社を辞めた時は、わりと重荷から逃れられた感が強かったのだけど。
年を重ねてきて、こんなの、しょせん通過点にすぎない、ということが分かっているからだろうか。
解放感を求めてるんじゃない、もっと前向きに生きる時間を生み出すため……というのは、成長したからか、甘えを隠すための都合のいいすり替えか。
いずれにせよ、自ら書いた「勉強の日々」は、これからも起伏、退屈、深い穴、そしてノイズをともないながら、続くのみだ。
闘いがまた始まる。
2006/12/13
芽吹きの灰

2006/12/06
上昇する弧線
■2006/2/20
上司が突如(さすがに何もしないのは負い目を感じるのか)送別会を開いてくれることになった。
と言っても、私のすさまじい人間関係を察知しているらしい。
部署内の女子には声をかけず、部長やおじさん社員のみの参加。
……それはそれでキツイ。
ので、急きょS田さん、Iさんにヘルプを求めて、参加してもらった。
個人的には久々に落ちつける、会社での飲み会となった。
「やりたい仕事がある」
という自分の嘘理由を信じている部長から、いろいろ励ましや慰労の言葉をもらった。
心が少し痛む。
キャリアを上げるべく誰もが上を目指すけれど、たいてい、その動きは一直線にならず、くるくると旋回する。
それでも弧を描きながらも、上昇していかなきゃならないんだよ。
……というようなお話をされる。
帰り道、S田さんが今度家に遊びにおいでと誘ってくれた。
心から浮かれる。
2006/12/02
義理堅くない
■2006/2/19
退社前、最後の休日。
西荻窪のお気に入り、佐藤家の食卓へ行く。
油をあまり使わないという料理は、相変わらず美味しい。
身体に優しく入っていく味である。
全部いただく。
吉祥寺に出て、会社で配る用の菓子を買う。
所属部署用(義理)、お昼を一緒にしている人用(義理)など。
同居人に「そんなのいいんじゃねーの」と言われる。
確かにそうだが、こんなんで縁が切れるなら安いもの、と思う自分は、義理堅いのではなく、根性がクサクサしているのである。